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ああ勘違い2011/08/30

ばってんT村です。自身が経験した言葉にまつわるエピソードを2つほど。

 若かりしころ、初めてイタリアへ出張したときのことです。初めてのところでもあり空港到着後、現地の商社員がホテルまで送ってくれました。家族で経営しているような小さなホテルでした。
 初めての土地なので、ホテルの場所と名前を覚えなければと思い、ホテルの入り口に「Albergo」と書かれた看板がかかっていたのを見て、ホテル「アルベルゴ」か、と記憶に留めました。
 翌日、仕事が終わった後、仕事先のイタリア人に車でホテルまで送ってもらうことになりました。
 「ホテルはどこですか?」と聞かれたので「アルベルゴに泊まっている」と言うと「だからなんと言うホテルなの?」と聞き返されました。
アルベルゴと言ってるじゃないか、と内心思い、ホテルの場所とか「Albergo」の看板がかかっていることなどを説明しました。
(二人の会話は英語です)

 すると彼が笑い出し、「Albergoってイタリア語でホテルの意味だよ」と教えてくれました。
私はてっきりホテルの名前かと思い込んでいたんです。


 これまた、初めてフランスに出張に行った時のことです。ある日、日本人だけ5~6人でレストランに入りました。
 まず飲み物を注文しました。ウェイターが各人に飲み物とコップを持ってきたのですが、コップが1個足りなかったので、「一個グラスをください」と私がウェイターに言いました。
もちろん、私はフランス語は話せませんので英語で言いました。

 でも、しばらくしてウェイターが持ってきたのはコップではなく、アイスペールにいっぱいの氷でした。氷なんか頼んでいないのになぜ、と思っていると、同行の商社員の人が笑いながら「グラスってフランス語で氷とかアイスクリームという意味なんですよ。たぶんウェイターが勘違いしたんですね」と教えてくれました。
英語でGlass(コップ)、フランス語でGlaces(氷)です。
これを知って私も笑うしかなく、いや言葉っておもしろいな、と当時思いました。

ばってんT村でした。
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