先日の日本語教室では・・・ ― 2012/02/05
こんにちは。メイメイです。
立春も過ぎ、暦の上では春なのですが、まだまだ寒い毎日が続いていますね。
さて、先日(2月4日)のオリーブの様子をお知らせします。
ここしばらくは生徒さんも先生も少なめで
落ち着いた(静かな?)日本語教室です。
生徒さんは、寒いのにもかかわらず、毎週休まず通って来られる熱心な人が多いような気がします。T先生のグループをちょっとのぞいてみました。
熱心に漢字の学習をされていました。
それと、来週の土曜日(2月11日)、東近江市あかねホールで行われる
「BNN日本語スピーチ大会」に出場されるYさんが
練習の成果を聞いてもらいたいとのことで、
3名の先生の前で、スピーチを披露してくれましたとても良い出来に拍手!!Yさん、本番もがんばってくださいね。
みなさん、会場でYさんを応援しましょう!
ほかの出場者の方も素晴らしいスピーチをされると思いますので、
ご都合のいい方は、ぜひ、会場まで足を運んでくださいね。
BNNスピーチ大会 ― 2012/02/12
みなさん、こんにちは。
2月11日(土)東近江市あかね文化ホールにて
「第8回BNN外国人による日本語スピーチ大会」が開催されました。
出身国8カ国、15名の出場者のみなさんが、それぞれの思いを一生懸命伝えてくださいました。
どのスピーチもたいへん素晴らしく、感動の連続でした。日本語のレベルも年々高くなっているように感じました。
オリーブから、昨年に引き続き出場されたYさんも、日ごろの練習の成果を発揮され(1週間前は、まだ暗記されてなくて、ちょっと心配していましたが)最高の出来だったと思います。会場からの大きな拍手につつまれて、Yさんもとても満足した表情でした。
ほんとうにお疲れさまでした。
今まで何度かBNNスピーチ大会を見に行っていますが、多くの出場者の方が話されることのひとつに、私たち日本人が、当たり前すぎて気にとめていないこと、普通だと思っていることに対して、外国人の方々が、感動したり、自分の国とは違うと思ったりしている。そういうことを指摘してもらうと、私たちが私たち自身のことを改めて考えさせられる、気づかせてもらえる本当にいいきっかけだと思います。
どんな素晴らしいスピーチに出会えるか、また、来年も楽しみです。
当日、スタッフとしてがんばっていただいた方々、ありがとうございました。
次回は、そのおひとり、ばってんT村さんの「舞台裏ばなし」だそうです。お楽しみに。
あかねホールへ行くのに、初めて近江鉄道の電車に乗りました。楽しかったです。実はちょっと「鉄子」のメイメイでした。
お辞儀 ― 2012/02/19
メイメイさんに引き続きですが、外国人による日本語スピーチ大会でのトピックスをお話ししたいと思います。
準備のため、午前中に会場に入っていた私はリハーサルを見る機会がありました。運営委員の担当者が発表者を集めて注意事項を説明し、順番に各人に入場、壇上での発声、退場の一連の動作をリハーサルさせていました。
発表者は発表の前後にお辞儀をしますが、ある発表者がリハーサルで前を見据えたまま頭は下げずに体だけを折り曲げた姿勢でお辞儀をしました。日本人なら誰もが不自然さに気づきます。思ったとおり、運営委員の人は正しい形を教えて直させていました。通常、お辞儀するときは頭も同時に下げ、相手を直視することはしませんものね。
こういうところにも文化の違いが見られ、なるほどと印象に残りました。そもそも、お辞儀という形で挨拶、感謝や謝罪の意を伝えるのは世界で日本人だけではないでしょうか?
少なくとも私の知る限り、海外ではお辞儀という習慣はないと思います。話をする時はきちんと相手の目を見ること、と教えられるはずです。逆に日本では、相手の目を直視することは失礼でぶしつけな態度と思われます。
このトピックで思い出したのが、以前新聞に載っていた俳優の渡辺謙へのインタビュー記事です。
内容はこういうものでした。彼が出演したハリウッド映画「ラストサムライ」の中に天皇に謁見して刀を返還するところがあるのですが、撮影中アメリカ人の監督は天皇をしっかり見て刀を返還するように要求したそうです。重要なシーンなので印象的な演出にしようという目的だったらしい。
これに渡辺謙は猛反対し、日本では絶対そんなことはしない、ましてや相手は天皇、映画とは言え誤った日本の習慣を伝えることはできない、と一歩も譲らなかったとのことです。
ここまでこだわらなくとも、日常のコミュニケーションで出てくる日本の習慣を日本在住の外国人に機会があれば教えて知っておいてもらうのはいいことではないか、と思ったしだいです。
郷に入りては郷に従え、と言いますからね。
うわぁ、懐かしいっ! ― 2012/02/26
先日、懐かしい人がオリーブに顔を出してくれました。
学ばれているOさんです。
ちょうど
オリーブ創立10周年のころです。
当時のメンバーによると、とても勉強熱心な生徒さんで、
イベントにも積極的に参加してくださったとか・・。
今、大学院が夏休みなので、日本に里帰りされているそうです。
オリーブのみなさんに、日本語に関するアンケートを
お願いしたいとのことでした。
顔を見せてくれると、本当にうれしいですね。
オリーブでの経験が、よかった、楽しかった、役に立ったからこそ
行ってみようと、足を運んでくれるんだと思います。
時間を経て、懐かしいオリーブを訪問してくれる・・・
そんな場面をよく見ます。
マチセンに来て見て、
「今も変わらず、学ぶ人、教える人ががんばっているんだな」と
思ってもらえるといいですね。
★オリーブホームページはこちらからどうぞ!
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