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キャッチコピー2014/11/02

 オリーブ通信11月号の中川先生のコラムでJRネタがあったので、私も少し。

 毎日、JRで通勤していますが、駅の構内あるいは電車内にはJRの宣伝ポスターや注意文が書かれたステッカーが貼られていて、結構興味を持って見ています。

 宣伝ポスターにはキャッチコピーが必ずと言っていいほど書かれていますが、最近で記憶に残っているのは「そうだ京都、行こう」でしょうか。
 そうそう、昔、「シンデレラ・エクスプレス」というのがあったことを思い出しました。東京発大阪行き最終の新幹線のことを指していました。遠距離恋愛中の恋人が週末に会って日曜日の最終新幹線で帰る、というパターン、魔法が12時に解ける童話のシンデレラに重ね合わせてつけられたキャッチコピーです。

 携帯やメールがなかった時代ですから、新幹線のホームではお互い名残惜しかったことでしょう。
 その後、その応用編なのか、季節限定ですが「クリスマス・エクスプレス」というのもありました。「雨は夜更け過ぎに雪へとかわるだろう・・・」で始まるCMでした。

 一方、警告ステッカーで印象的だったのは、電車のドアに貼られていた「指づめ注意」でしょうか。
 この文面は関西だけだったらしく、関東地方の人からは、関西ってやっぱり怖いんだ、と思われたらしい。なんせ、指を詰めるって、反社会的勢力(最近はこう言うんですね)の方の業界用語ですよ。
 あまりに表現がストレート過ぎたか評判はよくなかったらしい。さすがにその後、JRも「ドアにご注意」に変えました。

 最近、おもしろい、とひざを打ったのが「電車はゴールではございません かけこみ乗車はやめましょう」ですね。 座布団1枚!

 たしかに、駆け込み乗車は危険です。ダッシュで階段を駆け下り、下りきったところでコケた人を見たこともあります。また、指どころか閉まりかけたドアにかばんを挟んでなんとかこじ開けようとしようとしている人も見ました。そこまでやるか・・・

 外に出て言葉を拾うのも楽しいものです。ばってんT村でした。

多言語表記2014/11/10

 ばってんT村です。
 海外出張の時、関西空港まで行くのにJRを使っていますが、関空駅の床にある案内表示にタイ語が追加されているのに気づきました。

 一昔前は日本語と英語だったのが、数年前?ごろから韓国語、中国語が追記されるようになりました。これは韓国人、中国人、台湾人の観光客が増えてきたためでしょう。
 さらにタイ語が追加されたということはタイ人観光客も増えてきたということでしょうか? 

 今、アジアではいろいろな面で日本ブームと聞きます。
中国出張中、ある会社で通訳をしてくれた女性に聞くと「北海道に行きたい」と言っていました。

 帰国後のJR関空駅の切符売り場を見ますと、駅員のいる窓口に長蛇の列。切符の自動券売機で切符を買っている外国人はごく少数。果敢にチャレンジしている外国人に、駅員が英語でいろいろ教えていました。

 日本人でさえ、戸惑い面倒くさいと感じる自動券売機ですから、リピーターでない限り外国人にはまず使うのは至難の業でしょう。日ごろ意識しませんが、まず画面の表示が日本語だけで英語すらないはずです。
 外国からの玄関口である空港や鉄道、このようなところから改善していくべき点はまだ多々あると思います。

 オリーブの教室に通っている生徒さんも日本で生活する上で、外で出会ったあの日本語が読めたら、という動機で勉強している人もいるだろうな、とつくづく思いました。

人気スポットNo.12014/11/23

ばってんT村です。
 今年のオリーブの遠足は伏見でした。伏見稲荷大社には初めて行きましたが、なんとここは「外国人に人気の日本の観光スポット2014」で1位なんですね。現地では垂れ幕やのぼりで1位ということをPRしていました。

 トリップアドバイザーという世界中の観光地やホテル、レストランなどの口コミ、ランキングの情報サイトがあるのですが、そこでの口コミ集計で1位だったとのことです。
 これは意外でした。金閣寺でも清水寺でもなく伏見稲荷。あの鳥居が神秘的に見えるのかもしれません。それと拝観料も要らないですからね。

 確かに伏見稲荷や参道の商店街ではいろんな国の言葉が聞こえてきました。あるツアーのグループでツアーコンダクターが説明しているのを聞いて「どこの国からかな~」とつい興味がわいてきます。
 あまり聞きなれない言語だったのでツアーコンダクターに聞いてみました。「スウェーデン」と聞いて、遠いところからようこそ日本へ、と思いました。
 
 昼食を食べた祢ざめ家という古い店の入り口にはたくさんのピンが刺さった地球儀が置いてあります。一緒に入ったインドネシアの生徒さんもさっそく自国の出身地にピンを刺していました。
 
 こんな身近なところに日本一があるとは予想外で、どんな点が外国人を引き付けるのかを考えながら、秋のひと時の散策を楽しみました。
でもこの日はよく歩きました。参加された皆さん、お疲れさまでした。

おつりと暗算2014/11/30

 子供のころ、日本とアメリカはいろんなことが逆なんだって、聞かされました。
 車のハンドル位置の左右違い、レディーファースト、日本人は右手に箸・アメリカ人は左手にフォーク。
 日本人は顔を洗うとき手を動かすけど、アメリカ人は顔を動かす(って、もちろん冗談ですよ)

 アメリカに限らず、国、地域によって習慣など違いはあり、今でも戸惑うことがあります。
 うなずくときや同意するとき、しぐさとして「ハイ、ハイ」って首を縦に振りますが、インドでは横に振ります。正確には首を傾げる、に近いでしょうか。我々から見ると否定しているか、わからない、と言われているように見えるのです。

 つり銭の数え方も日本と欧米では違います。日本は引き算ですが、欧米は足し算でつり銭をくれます。
 たとえば750円のものを1,000円札で支払った場合、日本人は1,000-750=250円と引き算しておつりがまとめて来ます。欧米ではまず、100円玉出して850、もう一度100円玉出して950、最後に50円玉出して1,000円と言う具合に足し算していって1,000円になるように小銭を出していきます。

 50円玉がなければ10円を順番に1枚ずつ足していって960、970、…、1,000というように。
 
 欠点はおつりをもらうのに時間がかかることと、途中でカウントミスしてしまうことがあること。昔、実際に間違われたことがあって「おつり、多いよ」と言って返したことがあります。我々から見ると、引き算すれば一発なのにと思うのですが、概して欧米人は暗算を苦手とする人が多いようです。
 
 もっともこれは昔の話であり、今はレジスターも進化して、おつりは表示してくれるのでこんなミスはありえません。
 日本のスーパーではつり銭までジャラ~ンって自動的にレジスターが出してくれるのですから日本の技術もすごいものです。

 でも、キーボ-ドで文字入力するようになって漢字が書けなくなってきたのと同様に、電卓を使ったり自動計算機能を使ったりするようになって暗算能力も落ちてきているのでしょうね。
 脳を錆びさせないためには簡単な計算は暗算でやり、たまには手書きで漢字混じりの文字を書きましょうか。
 ばってんT村でした。
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