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~おきに2015/01/04

 新年明けましておめでとうございます。
今年もブログご愛読よろしくお願いします。

 さて今年最初の話題、これは昨年オリーブの中でも解釈の違いがあり私にも問われた「~おきに」について。

 具体的には「一週間おき」というのは毎週なのか隔週なのか、どちら?
私なりに考えてみました。
5分おき⇒5分間隔。地下鉄は5分おきに来るというように。
1時間おき⇒毎時間。1時間おきにチャイムがなるというように。
では
1日おき⇒1日目、3日目、5日目というように隔日。1日おきに通院しているというように。
たぶん、ここまでは皆さん、同解釈ではないでしょうか?

そこでさらに時間を長くして1週間おきとなると、意見が分かれるようです。私も正直断定ができません。さらに1ヶ月おきとなると、、、う~ん。

では公共放送ではどう言っているのか?NHKのホームページを見てみました。
「~おきに」は時間が大きい単位になると両方の解釈があると書いてあります。これは日本語特有のあいまい表現だからだそうです。
NHKでは誤解されないよう「~おきに」は使わず「~ごとに」を使うとのことです。

 あいまい表現で解釈を悩むより、誤解されないような明確な表現を使ったほうがよい、というのが結論でしょうか。

 でも個人的には、「次回」とか「次の機会に」とか日時が約束できない時に使うこれらあいまい表現は結構好きなんですがね・・・。
ばってんT村でした。

2015新年会2015/01/11

ばってんT村です。
 今年の初授業の1/10に新年会をやりました。この日は授業を早く切り上げてオリーブの皆さんが持ち寄った食べ物、飲み物を広げてワイワイガヤガヤ。

 お酒はないけど、最初にカンパ~イ。
代表の恩地さんが不在で残念でしたが、オリーブスタッフ、生徒さん合わせて50名程度が出席され教室内はたいへん賑やかでしたよ。
 ゲームをやる案も出たのですが、「よい機会なので皆に顔と名前を知ってもらうため、全員に今年の目標を一言加えて自己紹介をしてもらおう」となりました。

 授業で使っているホワイトボードに名前を書いてそれを持ち、皆の前で順番に自己紹介してもらいました。最後はオリーブのスタッフも全員。

 「日本語をもっと上手に話せるように勉強する」「ダイエットする」「旅行する」「家を建てる」「簡単ですが1つ歳をとること」など難易度に差はあれど、皆さんそれぞれの目標を話してもらいました。
 お国も、ベトナム、インドネシア、フィリピン、タイ、中国、香港、バングラデッシュ、ブラジル、アメリカ、スイスなど多国籍、そしてもちろん日本。

 オリーブ通信にもまたこの新年会の楽しい記事が載ると思います。
今年もオリーブの教室が授業だけでなく行ってみたいなと思われる交流の場となりますように。

旅情2015/01/18

 今週は映画の原題と邦題の違いについて話したいと思います。

 素敵な邦題タイトルに引かれて映画を見に行かれる方も多いでしょう。邦題はストーリーを想像させたり、観たいと思わせるようにうまく表現がされていると感じます。 
 で、原題はどんなんかな~と見てみると英語の原題のなんと素っ気無いこと。

 昨年、大ヒットした「アナと雪の女王」の原題は「Frozen」。凍ってるってだけ言われてもねー。
 おなじディズニー映画で「カールじいさんの空飛ぶ家」というのがあり、原題は「Up」、たったアルファベット2文字ですよ。
 2年ほど前の同じディズニー映画で「メリダとおそろしの森」というアニメがありました。原題は「Brave」、勇気という意味ですが、確かにストーリーは勇気がポイントにはなっていました。

 どうも、アメリカではタイトルで観客を呼ぼうという意図はないようですね。

 時代は遡りますが、「愛と青春の旅立ち」というのがありました(今見るとちょっとクサイ邦題ですけど)。
 原題は「An officer and a gentleman」。直訳すると「士官と紳士」。まあ、映画は士官養成学校生の恋と友情を描いたもので原題と合っていないわけではないですが。

 さらに遡って「Melody」は邦題では「小さな恋のメロディ」(年配の方だとこの映画ご存知かと)

 このように日本では原題とまったく違う邦題が付けられたり、一言付け足したりする事が多く、日本語の表現力の豊かさが感じられます。

 もちろん原題、邦題ともいいなと思わせる映画もあります。私の中では、原題「Summertime」、邦題「旅情」でしょうか。(私が生まれる前の1950年代の映画なので、ビデオでしか見ていませんが)

 ストーリーはアメリカ人女性が長期休暇で訪れたヴェニスでイタリア人と恋に落ちるという、時代は変わっても不変のラブストーリー物です(ヒロインは日本ではオードリーほどの知名度はないですが、大女優のキャサリン・ヘプバーン)

 ちなみに映画に出てきた真紅のベネチアングラスはサマータイム(summertime)という呼び名で販売されています。

 ちょっと趣味に走ってしまいましたが、原題と邦題を対比しながら映画を見るもの楽しいものですよ。
はってんT村でした。

ZOOM ZOOM2015/01/25

ばってんT村です。
 某自動車メーカのテレビCMで冒頭か最後にZOOM ZOOMと表示され同時に「ズーム ズーム」と言っているのを見ていて、何の意味だろうと疑問に思いました。
 撮影用語で拡大、縮小していく時に使われるズームインやズームアウトの意味ではなさそうだし。

 ある時、偶然読んでいた雑誌に載っていたのですが、これは飛行機や車などが速く移動している様子を表す英語の擬音語だったのです。

 日本語で言えば、ブーン、ブーンとかビューンというところです。よく幼児がおもちゃの車を転がしながら、ブーブーと言っているのを聞きますがそれも相当するようですね。

 この擬音語、日本語と英語でちょっと違います。同じ音に聞こえているはずなのに、それを言語で表示すると違ってくるのですね。

 よく、動物の鳴き声でこの違いが言われます。
犬の「ワンワン」は英語では「BOW BOW」
ニワトリの「コケコッコー」が「COCK-A-DOODLE-DO」
ヒヨコの「ピヨピヨ」が「CHICK CHICK」
牛の「モー」が「MOO」
羊の「メェー」が「BAA」

 牛の泣き声はよく似ていますが、羊の鳴き声が「BAA」にはどうしても聞こえないのですが、いかがでしょうか?

 上記は英語との比較ですが、英語圏以外の国ではどういう擬音語で表現しているのか興味がわいてきました。今度、各国の生徒さんに聞いてみたいと思います。
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