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大和言葉2015/02/02

 テレビやネットのせいにしてはいけないのかもしれませんが、私も本離れが進んでいまして書籍を購入することがめっきり減りました。
 ただし、新聞は毎日最低30~40分は目を通します。速報性はないですが、私の主な情報源です。特に興味深く見ているのは下段に載っている雑誌や書籍など出版物の広告ですが、結構参考にします。

 今回、紹介するのはその新聞広告で知ったのですが「日本の大和言葉を美しく話す」という本です。
 日本語を教えていらっしゃる方はご存知のように、日本語には日本固有の言葉である大和言葉(和語とも)、中国から来た漢語、諸外国の言葉をカタカナ表記にした外来語の3種類があります。

 やはり歳を重ねるにつれ、きれいな日本語を使いたいな、と思うことが多くなりました。あまり詳しく本の紹介をするわけにはいきませんが、パラパラとページをめくって読んでみた中からひとつ事例を。

 程度の高い様を表現する場合「非常に」とか「とても」というのが一般的ですが、「このうえなく」「いたく」「こよなく」が該当する大和言葉になります。
 「とても感動した」と言うより「いたく心を打たれた」と言ってみれば、より感情が伝わりそうですよね。「チョー感動した~」なんて言うのは仲間うちの会話の時だけにしましょう。

 ただ、多用は禁物とも書かれていました。続けて使いすぎると上品さが逆に鼻についてしまいます、と。確かにそう思います。

 この本を読んで、使いたいと感じた大和言葉は「そらんじる」まで「おさらい」して活用したいと思います。
ばってんT村でした。

国際文化交流会2015/02/08

ばってんT村です。
 2/7(土)、まちづくりセンター運営協議会主催で国際文化交流会が行われました。協力はオリーブということで、インドネシア、オーストラリア、中国の3カ国の生徒さん5名がスピーチをしてくれました。

 皆さん、それぞれの視点から日本の印象を語られましたが、自国との違いや対比で話されたのが印象的でした。日本の四季の美しさ、日本人の秩序正しさや親切さ、それからトイレに象徴される日本の技術の先進性や利用者のことを考えた機能など。
 電車が正確に時間通りに来ることやアナウンスが細やかなことも驚きだったようです。
 
 日本に住んでいる日本人なら当たり前と思っていることが、外国人にとっては驚きであり意外であり感動的であることが多々あるようです。

 インドネシアの生徒さんがスピーチの中で「日本人はエスカレータで急ぐ人のために右あるいは左側を空けている。二人横並びで歩いていたカップルも片側を空けるためエスカレータに乗ると前後ろ縦に並ぶのですね」とおもしろい視点で語っていました。

 逆に日本人は海外に出ると日本の良さに気づきます。
 海外に住んでいる日本の友人が一例で「ここでは買い物や食事をした後、レシートを必ず確認するんです。もちろん故意ではないのでしょうがレジで2度打ちされたり注文していない料理が勘定に入っていることが時々あるんですよ」と。

 確かに日本ではいちいちレシートを確認する人はほとんどいないと思います。日常の中に当たり前のようにあると、なかなかその良さに気づかないということでしょうか。

 2/11にはBNN主催の外国人による日本語のスピーチ大会があります。そこでもどのようなスピーチが聞けるのか楽しみです。

日本語スピーチ大会2015/02/15

 2/11にBNN主催の日本語スピーチ大会が開催されました。
残念ながら、オリーブからは出場者はいませんでしたが14名の外国人からからさまざまなスピーチを聞くことができました。

 日本と自国との違いを題材にしたスピーチは定番ですが、逆に日本とインドとの共通点を挙げたもの、恋に恋する中国人女性の思いや日本での子育ての苦労など多方面に渡っていました。
 日本のすばらしさを述べるスピーチだけでなく、自国の良いところや文化を見直したという方もいました。

 国際化とは決して他国のことを知ることや言語を学ぶことだけではなく、まず自国のことを知ることだと思います。では自国の歴史や文化を外国人に正しく話したり紹介したりできるか?と言われると私も心もとない限りですが・・・

 それと今年は出場者を応援する来場者がこれまで以上に多かったように思います。そのせいかどうか会場はほぼ満席でした。いろんな形で日本語に興味を持ってもらうのはうれしいものですね。
 ばってんT村でした。

空中庭園2015/02/22

 皆さん、JR大阪駅近くにある梅田スカイビルというのをご存知でしょうか?
先日の新聞にこのビルに関連する記事が載っていて、興味を引きました。

 独特な形状をしたビルです。二つのビルが上部でつながっていて、その屋上に空中庭園と名づけられた展望台があります。オープンエアーで360度の景色を見渡すことができます。

 ここが今、外国人旅行者に大人気なのです。数年前にイギリスで「世界を代表する20の建造物」に挙げられてかららしいとのこと。
 ギリシアのパルテノン神殿、イタリアのコロッセウムなどと並んで選ばれたとのことですが歴史的な建造物でもないのにと意外な、と思いますがね。

 二つのビルが上部でつながる形状からパリの凱旋門に見立てて「未来の凱旋門」と紹介されているようです。確かに空中に2本通っているエスカレータが近未来的に見えるかな。

 私も数年前にインドから来たお客さんを観光で連れて行ったことがありますが、眺めがよく喜ばれました。
特に夜景はきれいでデートコースにもお勧めですよ。

 写真はフランスで行われている訪日キャンペーンの広告ですが、桜と舞妓はんを前面にしてその背景にこのビルが描かれています。やっぱり桜と着物ははずせないか・・・

 昨年のオリーブの遠足で行った伏見稲荷は2014年度のクチコミ人気観光スポットの第一位だったし、外国人が魅力を感じるところは必ずしも我々日本人が考えている有名観光地と一致するとは限らないという好例でしょうか。

ばってんT村でした。
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