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トラベルとトラブル2015/04/19

  旅行(Travel)と災難(Trouble)の語源は同じという説があります。
真偽はともかく確かに旅行中にトラブルが発生することはままあります。

 私のこれまでの経験で言いますと、
・アメリカ出張、乗り継ぎで地方空港に到着したが、ロストバッゲージで預け荷物が出てこない。
・イギリス出張中、我慢できないほど虫歯が痛くなり歯医者へ行った。
・イタリアのミラノからドイツのフランクフルト乗り継ぎで帰国予定が、ミラノからの出発時間が遅れフランクフルトで乗り継げなかった。
などありました。

 ロストバッゲージの時は、ケースの形状、色、サイズ、目印になるものは付けていないか、中に何が入っているか、泊まるホテルは?など事細かに複数の質問をされました。

 歯医者では、どう治療したいか?と希望を聞かれました。「日本で治療するから、とりあえず仮の詰め物しといてください」ってどう言えばいいのか悩みました。

 フランクフルトで乗り継げなかったのは航空会社の責任なので、他の便を要求する交渉をしなければなりませんでした。

 いずれも対応には英語の会話力が否応なく必要となるのですが、やはり実地でやるのが一番勉強になりますね。
 ブロークンイングリッシュでも身振り手振りででもとにかく自分の意思を伝えることが大事です。文法なんか構っていられません。

 そして、思ったのはやはり最低限の英会話力、特に聴解力は必要だ、ということです。

 昔ですがアメリカの駐在員になった友人から聞いた話で、英語に不慣れなころ運転免許の手続き関係で役所に行った時にいくつか質問をされた際のこと。
 段々英語の聞き取りに疲れてきて後半は適当にYES,YESを連発していると、ある質問の後相手の顔つきが変わってきて別室に呼ばれたと言うのです。

 あとでよく確認すると質問の中に「あなたは過去にドラッグ類をやったことがありますか?」というのがあったそうです。

彼曰く「そんな質問があるとは思わなかったよ。前半の質問を聞いてたら内容からしてこれなら全部、YESで答えておけばいいと思ってたんやけどな~」と。

 また、これは最近あるラジオ番組で聞いたアメリカに単身渡った人のサクセスストーリーの中のエピソードです。
 最初は英語も話せずお金も節約したかったのでレストランにも行けず、じゃチラシに載っている番号だけで頼める宅配ピザを頼めばいいや、と思い電話をしました。

 なんとかいくつかやりとりし注文が終わってほっとしたところ、相手がまだ何か言ってきた。何言っているかわからないし面倒くさいので適当にYES,YESと言ってサンキューで電話を終わらせました。

 しばらくしてピザ屋が持ってきたものを見てビックリ。頼んでもいないチキンやコーラなどがドッサリあったとさ。配達人は、あなたは注文した、と言う。

 今思うに、何を言っているかわからずYES,YESと答えていた部分はマ○ドナ○ドなどのファストフード店舗でもよく聞く「・・・はいっしょにいかがですか~?」「今、これをセットにされるとお得ですよ~」というような部分だったんだなーという笑い話でした。

 やはり他国で生活するとなると、旅行とは違いさらにレベルの高い聴解力、会話力が必要になるということですね。

 日本で働いている私の生徒さんも、会社で話されている日本語をもっとわかるようになりたい、と言われているのですが、その気持ちはよくわかります。
 その手助けをするのも我々の役目だと思っていて、最近は関西弁も教えています。

 最後になりましたが前回のブログの訂正をいたします。ドラマ「まっさん」は正しくはカタカナで「マッサン」です。失礼しました。
 
 ばってんT村でした。

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