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チップ2016/02/18

 日本にチップ制度はありませんが、これが海外だと悩ましいものがあります。

 ご存知のように欧米では必須です。
昔、アメリカに駐在していた私の知人は、レストランでチップを忘れて外へ出た直後に「忘れものがある」といって店員が追いかけてきたそうです。覚えがないので何を忘れたのか聞くと、「はい、チップをお忘れです」ときたそうです。

 上記は極端な例かも知れませんが、チップも店員の収入源になっているので重要なことなのでしょう。最近は合理的になってきてチップを個人でもらうのではなく、お店で集め全員でシェアするようになっているところもあるようです。

 ホテルのルームメイクに対してはチップを枕元に置いておくということが言われてきました。でも、これはどうも日本だけらしく、海外旅行がブームになり始めたその昔、そうしましょうと流布されたらしいです。

 私の過去の経験からも、出張で泊まるような市街地の一般のホテルでは枕元に置いても取られず、テーブルに移動してあることが多いのです。チップなのか単に放置しているだけなのか区別がつかないのでトラブルにならないよう取っていないのだと思います。

 現地の人はチップを置かない、というのが多数派らしく、床を汚してしまって清掃に手間をかけて申しわけない、というような特別な事をやってもらう時くらいにしか置かないとのことです。
元々、このルームメイクも宿泊費に含まれているという認識ですね。

 しかし部屋に荷物を運んでもらったりするとチップは必須です。忘れているとドアのところにニコニコ笑顔でなにげなく立っていたり「anything else?」と他に用事はないかとさりげなく聞いてきたりします(心中、チップ忘れないでね~)
 それで「アッ、そうそうチップ忘れてた」と気付くこともあります。

 日本ではチップ不要と書きましたが、旅館などに泊まった時には「心づけ」として部屋の担当の仲居さんに渡したりしますよね。
 海外と少し違って、これからお世話になります、という意味で先に渡す場合が多いと思います。

 サービスを受けた後に渡す海外、これからよろしくと事前に渡す日本、共通しているのは金銭の授受だけでなく感謝の気持ちを表すことではないでしょうか。
ばってんT村でした。

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