★オリーブホームページはこちらからどうぞ!

マーフィーの法則2016/05/22

 自分が並んだ行列は進まない。満員電車の中、自分が立っている前の席だけが空かない。
 ヤマは外れ、勉強しなかったところに限ってテストに出題される。
ある年齢以上の方なら昔聞いたことがあると思います、マーフィーの法則。

 20年ほど前に流行した、主に失敗の事例から生まれたユーモラスな経験則です。発祥はアメリカですがこれは今見てもおもしろく、あるある、と思ってしまいます。

 この法則を固い言い方で表すと「失敗する可能性があるものはいつか失敗する」「起こる可能性があるものはいつか起きる」ということです。 
 「落としたトーストがバターを塗った面を下にして着地する確率はカーペットの値段に比例する」というのはマーフィーの法則をおもしろおかしく引き合いに出す好例のようです。

 ただ、自分の身に降りかかると「よりによって」とか「いつもこうだ」と被害者意識が大きくなるのではないでしょうか?
 私自身、仕事でたびたび経験したのは「お客様に見せるときに限って十分動作確認したはずの機械が動かない」
「本番に弱い」なんて社内で言われフォローするのは冷や汗ものでした。

 皆さんも実生活で似たようなマーフィーの法則にはまった経験はありませんか?
 最も身近なところでは、切符の券売機やスーパーのレジで待ち行列が短いところを選んだつもりなのになかなか進まない。
 レジの人が商品の価格がわからず、持ち場を離れてどこかへ聞きに行ったりするともう最悪。ただ最近は商品にはほとんどバーコードが付いていますのでこれも昔の話でしょうか。

 このように複数窓口がある場合の解決方法はいたって簡単で、待ち行列をフォーク形状にすることです。行列は一つにして、空いた窓口へ順番に行かせる、というもの。
 さばく人数が非常に多い空港のチェックインカウンターやイミグレーション、手荷物検査などはそうなっていますよね。
 これでイライライ度はぐっと減ります。

 テストを受けている時にはこんなこともありませんでしたか?
テスト用紙に回答を書き終わった直後に回答欄の間違いに気付く。特にマークシート方式でやりがち、後回しで問題をひとつ飛ばしたのはいいがマーク欄を飛ばすのを忘れてしまう。
 時間が迫っていたりするとこれまた冷や汗もの。

 とにかく、十分注意することとこんなこともあるさ、と思うことが一番の対処方法ではないでしょうか。

 少し話がずれますが、日本人はスケジュール表を背中に背負って生活しているみたい、それに合わせようと必死になっている、と日本に来た外国人に言われたことがあります。

 日本人の利点でもあるのですが、文化・習慣が違う外国人と接する際はある程度は鷹揚に構えること、想定できることはあらかじめ考えておくことではないかと思います。以前ブログで話したKY(空気を読む、危険予知)ですね。
 …って言うような、こんなことを考えること自体が典型的な日本人思考なのかな。

 前述のトースト落下の実例ですが、実験した科学者がいてイグノーベル賞をもらっています。もちろん、カーペットの値段に比例するはずはなく、テーブルの高さや落とし方などに依存するということです。

 ばってんT村でした。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://olive-shiga.asablo.jp/blog/2016/05/22/8094021/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。

★コメント・トラックバックは内容確認後公開しております
★オリーブホームページはこちらからどうぞ!