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ShortかSmallか?2016/07/31

 S、M、Lと聞けば衣服のサイズをまず思い浮かべますよね。
SはSmallのことですが、飲み物になるとスターバックスやコンビニコーヒーのSはShortのことらしい。ついつい、Smallと言ってしまう。

 スタバでのサイズ(量)表示はShort、Tall、Grande、Vendiとなっています。この中でGrande、Vendiはイタリア語です。
 ちなみにVendiって数字の「20」の意味なのですが、どのくらいの量かというと20オンス=590mlです。そんなに飲むの?と思います。
 
 日本には大、中、小という一目瞭然の便利な漢字があるのだからこれを使えばいいのにと思うのです。大の上なら特大という単語もあります。
 でもどんぶり飯でもないのに日本語を使って大と言ってもチョット違和感があるな・・・。いやいや、調べてみると中国ではShort、Tall、Grande、Vendiは小杯、中杯、大杯、超大杯と言うらしい。やはり漢字の国だ。

 本場アメリカのスタバにはさらに大きいTrentaというサイズがあります。これもイタリア語で意味は「30」、約30オンス=900mlのこと。アメリカには注文する人がいるということか。絶対、後半は冷めるよね、と思うのは大きなお世話?

 これに限らずアメリカはやはりサイズが大きい。
日本だとペットボトル飲料は1リットル、せいぜい2リットル入りまでです。が、アメリカだと1ガロン(約3.7リットル)が普通にスーパーに売っています。
 映画館ではバケツサイズの入れ物に入ったポップコーンを売っているし、ピザはマンホールのふた並み(このサイズだと分け分けして数人で食べるのでしょうが)

 アメリカではありませんが以前、マルタ共和国(イタリアのシチリア島の南に位置する小さな島国)というところに2人で出張に行った時のこと。

 地元の人で賑わっているイタリア系のレストランに夕食で入りました。2人でパスタ2皿、肉料理1皿、魚料理1皿、サラダ1皿頼んだのですが、ウェイターが我々を見て「多分多すぎると思います。サラダも料理の付け合わせにあるもので十分だと思います。もっと減らした方がいいですよ。足りなかったら追加で注文すれば」と親切にもアドバイスしてくれました。

 周りのテーブルを見回すと確かに皿がデカい。助言どおりパスタ1皿、肉料理1皿に改めましたが、正解でした。1皿の量が日本人の感覚で言うと2人前はあったのです。2人でシェアしてちょうどでした。

 ちなみに日本人や他のアジア系の人もよく見かけたのですが、実はマルタ共和国は英語の語学留学先として行く人が多いそうです。イギリスの植民地だったこともあり、マルタ語と英語が公用語になっているからでしょう。
 あのウェイターの助言も日本人の胃袋のサイズを知ってのことだったに違いありません。

 話がそれてきましたが、マルタはあの犬のマルチーズの発祥の地でもあります。
 さらにここは猫が多い国で、人口の倍ほどの70万匹以上も生息しているとのことです。その昔エジプトから連れてこられたとか漁師がネズミ退治のため連れてきたなどの説があるそうです。
 ばってんT村でした。
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