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ネコと港街2017/07/16

 今、日本は空前の猫ブームだと聞きます。飼育頭数は5年ほど前まで圧倒的に犬の方が200万頭も差をつけて多かったのですが、その差は徐々に縮まり来年には逆転するのではないかと言われています。

 飼い猫が急速に増えてきた要因は住宅事情(犬は集合住宅では飼えない、散歩に連れて行く必要がある、成長し大型化する)ことと、あと日本人の高齢化もあるようです。

 さて、ペットは別として猫はどこに多く生息しているかと言いますと、これはもう港街や漁師街(村)なのですね。
 食料などの備蓄を食べるネズミ対策に昔から人間が放し飼いにしたり、猫側も漁港だと餌にありつきやすいということもあったためです。

 また積み荷を食べたり船体をかじるネズミを駆除するのに猫を船に乗せる習慣もありました。
 鎖国時代に長崎と交易していたオランダは植民地にしていたインドネシアの猫を船に乗せていました。そのためインドネシアの猫が長崎から入って来たと言われています。

 インドネシアの猫は尾の先端が折れ曲がったり変形しているという特徴を持っています。その尾曲がりニャンコの割合が長崎は80%近くもあり他の地方にくらべ圧倒的に多いということが研究や調査でわかったらしいのです。

 私の故郷は長崎なのですが、漠然と街中を歩いていても猫をそこかしこで見かけるわけではないので、たぶんどこか生息ポイントがあるのでしょうね。
ネコ派でない私にはわからないのかもしれません。

 さて海外に目を向けて、行ってみたい世界の猫スポットランキングというのがありまして(旅行会社がアンケート)
1位:マルタ共和国
2位:モロッコのシャウエン
3位:クロアチアのドブロブニク
4位:ギリシャのミコノス島
5位:トルコのエフェソス遺跡
となっています。

 1位のマルタ共和国は地中海に浮かぶ風光明媚な小島ですが、人口より猫が多いという猫島らしい(知らなかった…)

 マルタ共和国には仕事で2回行ったことがありますが、たしかに釣り人の傍らに魚目当てであろう猫がごく自然とたたずんでいる光景は目にしました。
 NPOが猫の保護施設を運営したりと国民だけでなく国ぐるみで保護などに当たっているとのことです。

 3,4位のドブロブニク、ミコノス島も港街で条件どおり。2、5位のモロッコのシャウエンとトルコのエフェソス遺跡は内陸なのですが、どちらもイスラム国家でしてイスラム教徒は猫好きが多く、猫にとっては住みやすいのでしょう。
 
 7/22土曜日のTV番組「世界ふしぎ発見!」は、
世界は猫によって作られた ~人とネコの絆物語~
というタイトルらしいです。興味のある方はご覧あれ。
ばってんT村でした。

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