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ミュシャ展2017/08/27

 あ~、どっかで見たことあるけど、という既知感のある絵ではないでしょうか?
 現在、滋賀県守山市の佐川美術館でアルフォンス・ミュシャ展というのが開催されています。

 色とりどりの植物に囲まれ、装飾品で着飾った女性を多く描いています。柔らかな曲線で淡い色彩を使用し、絵というよりも少女漫画に近い感じです。
 ミュシャは名前だけだと性別が不明ですが、髭までたくわえたれっきとした男性です。

ミュシャは1860年生まれ~1939年没ですから100年ほど前に活躍した画家ということになります。チェコ出身ですが、飛び込みで依頼されたフランスの舞台女優のポスターをたまたま制作、それがパリで大好評を得て一躍有名な画家となります。
 それまでは本の挿絵などで生計を立てていました。

 彼は油絵のような1点ものの絵画だけでなく、多くのイラストを描いていました。絵はポスター、商品パッケージ、カレンダー、ポストカードなどに使用され多くの人々の目に留まったわけです。画家というよりグラフィックデザイナーに近いのかもしれません。

 実は彼の絵と日本は縁が深く、有力なコレクターの一人は日本人だったのです。「カメラのドイ」の創業者がドイコレクションとして多数収集し、ミュシャの子息とも親交があったそうです。現在は大阪の堺市に寄贈されています。

 灯台下暗しで佐川美術館、けっこうおもしろい展示をやるんです。秋には葛飾北斎、喜多川歌麿などの浮世絵も見られますよ。
ばってんT村でした。

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