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茶の間2018/01/01

明けましておめでとうございます。お正月、いかがお過ごしでしょうか?
 
 自宅で家族そろって団らんというご家庭もあるかと思います。冬なら茶の間でこたつに入ってみかん食べながらテレビを見る、というのが定番の過ごし方だと思いますが、この「茶の間」という言葉、今や絶滅危惧単語ではないでしょうか?

 テレビで「お茶の間の皆様」とアナウンサーが言っていたのは遠い昔のような気がします。
 最近の住宅は、フローリングの床(カーペットも敷いて)にソファーやテーブルを置いた「リビング」になってしまっていますので、それを茶の間と言われても言葉と実体が合っていない感じです。

 このようにすでに実体と合わなくなった単語、探してみると他にもいくつかあります。

・下駄箱、筆箱
 下駄箱に入れるのは下駄でなく靴で、筆箱に入れるのは筆ではなくペンです。この2つは相変わらずそのまま使っている気がしますが、どうでしょう?

・歯磨き粉
 昔は確かに粉がありました。今、何と言っていますかね? 単に歯磨き、あるいはペーストって英語で言っているようです。

・網棚
 電車の網棚、昔は本当に網だったようですが、今は金網やパイプ、あるいはプレート状になっています。JRでは荷物棚と言うようになっていますが、今でも網棚と言っている私鉄もあるようです。

・つり革
 電車やバスにあるものですが、今は革ではなくビニールやナイロン、プラスチックでできています。
 でもこれもそのまま使っています。「つり手」と呼ぶ場合があるようですが、これだと何だか格闘技の決め技のような響きがありピンときません、やはり「つり革」がしっくりくるような気がします。

・絵はがき
 これは微妙。観光地に売っているはがきは絵はがきではなく「写真」はがきです。でも実際に絵を描いたり、イラストを載せたりするので「絵」はがきは健在ですかね。

 言葉は時代と共に変化するものですが、実体と違ってきても生き残る単語もあるようです。
 
 皆さんも他にこのような言葉がないか探されてはどうでしょうか。
ばってんT村でした。
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