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滋賀のトリセツ ― 2021/06/26
今回は、滋賀県にまつわる話題を2つ紹介したいと思います。
滋賀県外の人との雑談時、ネタとして私がよく出すのは「琵琶湖の面積は滋賀県の何%を占めていると思いますか?」という質問です。
「1/3くらい」「半分くらい」とか「ほとんど琵琶湖だろう」とか、だいたい大きめな答えが返ってきます。
実は16%だと言うと、「たったそれだけ?」と意外に思われます。
つまり琵琶湖の占める割合は滋賀県の1/6しかないのです。
これを面白く例えた人がいて、雪印6Pチーズ(丸い箱に6等分した扇状のチーズが入っている)の箱を滋賀県に例えて、この中に1個だけチーズを入れるとそれが琵琶湖の占めるサイズ、というもの。
視覚的にわかりやすいですね。
またよく使われる冗談に、京都に対し「琵琶湖の水止めたろか」
でもこれをやってしまうと困るのは滋賀県。水を止めたら琵琶湖周辺はあふれた水で没してしまいます。
また、京都からは毎年2億円ほどの感謝金をもらっているのですから実際は不可能ということですね。
このような話題を含めた5月に発刊されたばかりの「滋賀のトリセツ」という本を購入してみました。
これは都道府県別に地形、歴史、交通、産業、文化などの分野を取り上げた企画本で、道路地図でおなじみの昭文社という出版社が出しています。
だからなのか、地図や図形が多用されています。
興味深かったのは
・琵琶湖周辺に「津」がつく地名が多い理由
・明治の一時期、滋賀県は海に面していた
・琵琶湖周辺は近江と呼ばれる一方、遠江と呼ばれた地方があった
・たった5年だが、都があった大津宮
・仏教は滋賀から拡がった
・意外な滋賀の都道府県別日本一
*男性の平均寿命1位(ちなみに女性は4位)
*人口10万人当たりの寺院数1位
(単純に絶対数だと、愛知、大阪、兵庫、滋賀、京都、・・・で4位)
*マキノ町は全国初のカタカナ地名
戦国時代は主戦場となり、街道が行きかい宿場町が賑わった交通の要所、日本三大商人発祥の一つでもあり、非常に魅力的な県だと思います。
さて、もう一つは「極主夫道」というマンガです。
ヤクザ稼業から足を洗って専業主夫になった主人公の日常を描いたもので、けっこうおもしろい。
昨年テレビドラマにもなり、今年はアニメ化されNetflixで世界配信もされています。
実は作者のおおのこうすけさんは草津市出身。マンガの日常風景のあちこちに草津の街並みが出てきます。
マンガの中で場所を特定しているわけではないので、草津在住者以外の人にはわからないのではないでしょうか。
近所でもあり、いくつか実物と比較してみました。連載開始が2018年ですからちょっと風景は変わったところもあるようです。
これらの描写を見ると、作者は現在も草津在住ではないか、と推測します。
これは草津駅前の近鉄ですね
この三角屋根は草津駅に違いないでしょう
Aスクエア内のアヤハDIOの入口に間違いない
草津駅東口の平和堂、今はもう商店街アーケードの屋根はなくなっている
HOPカードを忘れた時のお約束ね
ダイソー草津上笠店、近くに住んでいないとここまで酷似して描けないと思う
そのうち、キラリエも出てくるかもしれませんね。
ばってんT村でした。
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