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勉強する(海外編)2017/06/18

 前回、「勉強する」を取り上げました。そういえば昔、「勉強しまっせ、引っ越しの○○○」というコマーシャルがあったことを知る方もいらっしゃると思います。

 さて勉強させることは海外でも威力を発揮します。つまり値切りが習慣化している関西人は海外では得をする?ということになります。

 昔、こんな経験をしました。
 出張中インドのニューデリーで日曜日一日空きができたので、この機会にタージマハールを見に行こうと思い立ちました。タクシーを一日貸し切れば時間や足の心配をする必要がありません。
 タクシー会社の職員と前日にホテルで話をしましたが、料金があまりに高かったので値切り交渉をしたのです。
立ち寄る場所や時間など含めて2度、3度とやり合ううちに徐々に料金が下がってきました。

 ここでもうひと押しと料金(日本円換算で4,000円程度だったと思う)をこちらが言うと「サー、わかりました。でもその料金だとクーラーが付かない車になりますが、それでよければ」と答えが返ってきました。
 ナニ~、猛暑の昼間インドでクーラーなしの車など乗れるわけがない、値切るにも限度があるな、とこの時思いました。

 これも同じインドでしたが、おみやげにカシミアのストールを買っていこうと思い、ある専門店に入りました。
 実は、カシミアの中でも「パシュミナ」と呼ばれるカシミア山羊のあご下の部分だけの毛で編まれたものが特に軽く薄く柔らかで暖かいということを聞きかじっていました。

 まぁ、多少高いんだろうけどちょっと見てみるか、と思いざっと店内を見回したところそのような表示をしたものは見当たりません。

 そこで店員に「パシュミナがあれば見せてくれない?」と言うと、急に態度が丁寧になり「お客様、こちらへどうぞ」とズンズンと奥の方へ連れていかれ別室に案内されたのです。ソファに座らせられ何事か、と思っているとしばらくして紅茶が出てくるではありませんか。

 「ムムッ、これはまずい」、インドやイスラム圏などでこのお茶が出てくるというのは、さぁ今から商談しましょう、という合図。相手のペースにはまるパターンではないですか。
 
 しばらくすると別の店員が仰々しく木箱にいれたパシュミナをいくつか持ってきました。値札を見て頭の中で円換算すると、なんとどれも7~10万円前後するではありませんか。

 渋い顔で悩んでいると「お気に召しませんか?」とさらに追加でパシュミナを持ってくるのです。
 ディスカウントできるか、と聞くと「パシュミナは高級品で値引きできません」ときっぱりと断られました。

 パシュミナを手に製品の素晴らしさを延々と説明してくれるのですが、そんなことはどうでもよくて私の頭の中はここをどう切り抜けるか、ということで一杯でした。

 色がどうのデザインがどうのとかの理由で断っても、相手も手を変え品を変え説得にかかるのは見えています。
 観念してついに「こんなに高いとは思わなかった。申しわけない、買えません」と正直に告白しました。

 すると今度は、ならば少しなら値引きに応じるからどうかと電卓を持ってきたのですが、もう買う意思がないことをきっぱりと言うとついにあきらめてくれました。
 店員の顔からがっかりした表情を見て取った私は、いづらくなり早々にその店を退散したのです。

 これらの体験から値切るのもなかなか駆け引きが難しいな、と思ったしだいです。
ばってんT村でした。

ポーランドとアニメ2017/02/26

 先週の新聞やテレビのニュースで初の外国人プロ将棋棋士が誕生したという話題が報道されていました。ご存知の方もいらっしゃるかと思います。
 カロリーナ・ステチェンスカさんというポーランド人の女性なのですが、将棋に興味を持ったきっかけが高校時代に見た日本のアニメ「NARUTO」の中での将棋を指すシーンだったということをインタビューで語っていました。
 最初に憶えた漢字は将棋の駒に書かれた漢字だったということですが、なるほどと思いました。

 人生を左右するほどの影響を与えるのですから、今や日本アニメの影響力は絶大です。
 今年の外国人による日本語スピーチ大会でも、「ドラえもん」や「ドラゴンボール」で日本文化をかいま見たり興味を持ったという出場者がいました。

 さて、ポーランドとアニメに関してですが、このニュースに接して私もひとつ思い出したことがあります。

 数年前に旅行でチェコのプラハからポーランドのクラクフというところまで一晩かけ寝台列車で移動した時のことです。
 コンパートメントで若いポーランド人男性と同室になりました。寝るまでの間、お互いの国のことでよもやま話をしたのですが、彼も例に漏れずアニメを通じて日本に興味を持ったタイプでした。
彼が愛読していたのは「キャプテン翼」。サッカーの本場ヨーロッパではこの「キャプテン翼」は絶大な人気があったそうです。

 彼は日本で発生した大地震や原発事故のこともよく知っていて「ポーランドには原発はなく、すべて火力発電なんだ」ということも聞いたことを思い出しました。

 以前、このブログで話題にしましたが、ポーランドのクラクフには日本も資金を提供して建設された「Manggha Museum」(マンガ博物館)という日本の美術品を展示している所があります。
 日本文化に身近に接することができるということも日本に興味を持つ人が多い理由かもしれません。日本語教育も盛んな国です。

 さてこの寝台列車には後日談がありまして、翌朝クラクフに到着し列車から降りてきた彼に一人の女性が連れ添ってきました。そしてニコニコした彼は「私の妻です」と紹介するではありませんか。

 夫婦で同じ列車に乗っていたのです。寝台車の予約の時、同室が取れなくて分かれてしまった、と言うことでした。

 「言ってくれたら奥さんと替わったのに」と言ったのですが二人は「問題ない、ない」と笑って答えるだけでした。たぶん、外国人である私に気を使ったのだと思います。
(男女分けて割り振られていたら実際変更は無理だったかもしれませんが)

 その後、ポーランドは初めてと言っていた私を予約していたホテルまで案内してくれ、そして別れ際には「もし何かあればここに電話して」とメモ用紙まで渡してくれました。

 このような経験を通して私のポーランドに対する印象がすこぶる良かったのは言うまでもありません。つくづく、その国の第一印象は玄関口で決まるものだなと思いました。
 ばってんT村でした。

ヌーハラ2016/12/18

 一昔前、ハラスメントといえばセクシャルハラスメントしかなかったと思います(他にもあったのでしょうが、~ハラスメントとは呼称されていなかった)
 
 今は、このセクハラ以外にパワハラ、マタハラ、モラハラ、アルハラ、アカハラ、スメハラなど30種類以上あるそうです。省略形では意味がわからないものもあるのではないでしょうか?

 中にはとにかくハラスメントという言葉をくっつけて無理やり定義しました感が否めないものまであります。
 最たるものが、新たに加わったヌーハラ(ヌードルハラスメント)。日本人が麺類を食べる時に“ズルズル”とすする音が外国人旅行者に不快感を与えるので気をつけましょう、というものです。

 賛否両論あるようですが、これはマナー云々の問題ではなく食文化、食習慣の違いでしょう。麺をすする、という行為、箸を使えばそうならざるをえません。
 麺類を食べるのは日本だけでなく、アジアには中国、韓国、ベトナム、タイ、ラオスなどたくさんあり、それらの国でこのようなことを言われているなど聞いたことはありません。

 この辺の文化の違いは日本に来る外国人旅行者もほとんどの人は理解しているだろう、と私は思っています。

 話変わって。
別に宣伝するわけではないですが、私の好きなおそば屋があります。近江神宮の神苑内にある「善庵」というお店です。
 木造の外観からしてそのように見えますが、中に入っても日本文化を感じることができます。季節ごとにお花や置物(雛人形、五月人形など)の装飾が入れ替えられていて、まぁこれらが本格的なのです。

 お値段はちょっとお高いので私も時々しか行きませんが、気さくで敷居は高くないです(敷居が高い、という表現、このような使い方は誤用らしいですが…)
 お蕎麦好きの方はどうぞ。ネットにも載っています。

 ご存知のように日本の年末にはその年の災厄を断ち切る、という意味で年越しそばを食べる風習があります。
 年末の挨拶には少し早いですが、皆様もおそばを食べながらよいお年をお迎えください。
 ばってんT村でした。

若冲2016/11/23

 今年はえらいブームらしいです。
伊藤若冲(じゃくちゅう)とは江戸中期に京都に生まれた画家です。生誕300年の今年、大々的に東京や生誕地の京都で展示会が開かれています。

 私も朝一で美術館に行ってきました。
 江戸時代の絵と言うと版画や浮世絵をもっぱら連想しますが、若冲は水墨画や絵具を使った写実的な絵が特徴です。
動植物の絵が多く、彩色画はほんとうに精細に緻密に描写されているのです。
 それも果物だとライチやランブータンなど外国産のものや、動物はゾウ、クジラなど当時、実際見ていないかもしれないものまで描いています。

 私が興味を持ったきっかけは、NHKの特集番組の中で紹介された技法に好奇心をそそられたからです。
 升目描きと言われる画面を小さな複数の升目に分けて塗り分けたり(モザイク画みたいなものですね)、透ける絹地の特徴を生かして違う色を裏表に塗って目的の色を出してみたりなど。

 また絵具についても、当時ドイツで18世紀始めに作られた初の人工青色顔料を初めて使っています。その顔料はオランダ船で長崎の出島に届けられ、なんらかの手段で入手したのだろうと言われています。

 こだわりの絵師だったのですね。「千年後に自分の絵を理解してくれる人が現れるのを待つ」という意味のことを言ったそうなので、当時はあまりヒットしなかったのでしょう。
 でも1,000年は待たずとも300年後にブレークというところでしょうか。

 代表作である動植綵絵(どうしょくさいえ)という植物、鳥、魚貝、昆虫を描いた30枚(掛け物、軸物なので正しい助数詞で30幅と言うらしい)の色彩豊かな絵があるのですが、これは東京だけでの展示で残念ながら京都ではお目にかかれません。
 どうりで東京では入場5時間待ちだったのもわかります。

 難しいウンチクや専門知識がなくとも普通に楽しめる絵なので若い人にも人気らしいです。
 先日も民放で特集をやっていましたが、若者にも受けるもう一つの理由はその名前「じゃくちゅう」。拗音を含むと発音しやすく印象にも残るためと言語学者が解説していました。
 でも事例の引き合いにあの「ピカチュウ」を出すのはどうかと思いましたが・・・
ばってんT村でした。

ドレミの歌2016/10/23

 ドはドーナツのド・・・で知られるドレミの歌ですが、オリジナルはミュージカル及び映画「サウンド・オブ・ミュージック」中の歌であることをご存知の方も多いと思います。

 つまりオリジナルの英語の歌詞があり以下のような内容です。日本語版が単語の頭文字を当てているのに対して、オリジナルは単語そのものを当ててその説明を歌っています。

Doe, a deer, a female deer
Ray, a drop of golden sun
Me, a name I call myself
Far, a long, long way to run
Sew, a needle pulling thread
La, a note to follow sew
Tea, a drink with jam and bread
That will bring us back to Doe

 これ、けっこう英語の勉強になるんです。
Doeとはメスのシカ、ヤギ、ウサギなど示す単語です。でfemale(メス)のdeer(鹿)。
 Meは自分自身を呼ぶときの名前って、まったく英英辞典の説明文みたいです。
 Sewは「縫う」の意味ですが、針で糸を引くことと言っています。
Laはsewに続く音符と言っていますが、ラが付く適切な用語がなかったんでしょうかね?

 それと、英語ではシではなくティ(Tea)なんです。これはオリジナルを聞いて初めて知りました。

 さて日本のドレミの歌は、ドーナツ、レモンと食べ物が続きますが、最初はすべて食べ物で行こうとしていたらしいです。しかしファの付く食べ物が見つからなくて断念したとのこと。おもしろいエピソードです。

 全く話変わって、今世界中で大ブレイクしている動画があります。こちらの英語は簡単に憶えられますよ。とにかく単語数が少ない。日本人が歌っています。
YouTubeでppapと検索してみてください。ブームが去る前にどうぞ。
ばってんT村でした。

紛らわしい2016/10/09

 もう20年以上前になりますが、アメリカに留学していた日本人高校生がハロウィーンパーティで訪問する家を間違えて射殺される事件がありました。
 不法侵入と思ったその家の男性は「Freeze」と警告したが、それを「Please」と聞き間違えたためと当時は報道されました(実際はその後「Stop」と言い換えても近づいてきたため発砲したと言われている)

 いずれにしてもこの「Freeze」、アメリカでは一般的で映画の中でも警官が拳銃を構えて言っているシーンをよく見ます。でも日本人にはなじみがありません。

 発音ではありませんが、意味の解釈間違いもありがちです。
「Hold it」、これだけ聞くと「それ持って」と思ってしまいますが、holdはそのまま保持の意味もありますので「動かないで」とか「ちょっと待って」の意味になります。

 たとえばこのようなシーン。あなたが台所でカップやヤカンが熱くなっているのを知らずに手を伸ばしかけたとき、まだ日本語が話せないホームステイ中のアメリカ人に「Hold it」と言われたとしましょう。
それは「待って。熱いから触るな」という意味で言われたのです。

 もう一例、「Off limit」、ドアにこの表示が貼ってあったらどう解釈しますか?
 立入禁止のことです。Limitなしで誰でも入ってよい、の意味ではありません(もっともそんな表示をわざわざドアに付けませんが)

 似たようなことで数年前にたいへん恥ずかしい経験をしたことがあります。
 ある部品を製作してもらっているイギリスのメーカさんに打ち合わせのため出張した時のことです。その製品を扱う代理店のイギリス在住の日本人女性(当然、英語ペラペラ)にも同行してもらいました。

 メーカさんから「その後の製品の状況はどうですか?」というようなことを聞かれ、私は「故障は非常に少ない」と表現したくて、“非常に少ない”を「quite a few」と言ったのです。

 すると、それを聞いたその代理店の女性が日本語で「Tさん、quiteは要りませんよ。quite a fewだと“たくさん”の意味になります」と半分苦笑いしながら指摘してくれました。
 私は「おたくの製品は故障が多い」とまったく逆のことを言ってしまったのです。

 後から調べるとこのquite a few、高校2年レベルの語彙らしい。習った記憶はうっすらあるが正しい意味を忘れてる… やはり使わないと記憶に定着しませんね。

 日本語を勉強している外国人も、日本語で同様な経験をされることがあるかもしれません。
 例えば促音が聞き取れず、「行ってください」を「いてください」と聞き間違えるとまったく別の行動になってしまいます。

 それと尊敬語の「いらっしゃる」なんて来る、行く、いる、とまったく違う3つの状態を表すのですから、慣れないと混乱するでしょうね。すでにいるのか、これから来るのかどっちやねん、ってつっこまれそうです。

 つくづく、外国語は聴いて話して慣れることだな、と感じます。
ばってんT村でした。

炎のランナー2016/08/28

 今年のオリンピックは盛り上がりましたね。
盆休みと重なったこともあって私も連日、テレビで見ていました。競技のダイジェスト番組や特集番組がいくつも放映され、その中でBGMとして時々「炎のランナー」という映画のテーマ曲が使われていました。アカデミー賞も取った映画です。
 そういえば、前回のロンドンオリンピックの開会式にも使用されました。

 この音楽を聞いて映画を久しぶりに観たくなり、ネットで探して観てみました。公開時、映画館で1度見たきりでストーリーはほとんど忘れていましたが…・
 1924年のパリオリンピックに短・中距離ランナーとして出場するイギリス人青年たちを描いたもので、脚色は多いですが登場人物は実在です。

 印象深く記憶に残っていたのは、主人公の一人は敬虔なキリスト教徒なのですがオリンピックで100mレースの予選が日曜日になったことに対し、安息日である日曜日のレースを拒否したシーン、オリンピックに来た意味がなかね~、という場面です。

 神に仕えるか国家に従うかという選択に迫られ…という風にストーリーが進みます。人種や宗教、国家が絡み合い、普通のスポ根ものとは少し趣は違います。

 この映画ではもうひとつ思い出があります。当時、英会話を習っていてフリートークの話題に前日に見たこの映画を出そうとしたのですが英語の原題を知らなかったので戸惑ってしまいました。
あらすじを片言の英語で先に話すと、先生が「ああ、原題はChariots of Fireだね」という答え。

 「Chariotとは何?」と聞くと英語で説明してくれました。
 古代ギリシャ・ローマ時代の馬に引かせた二輪の戦車や競争馬車のことだったのです。映画で例を出すとすればあの「ベンハー」に競争シーンで出てきましたね。
 まぁ、普通の英会話では一生でほとんど出会わないような単語なのですが、なぜかこのように印象に残ると覚えてしまうものです。

 日本のアニメで日本語を覚えた外国人が、どこでそんな日本語を知ったの?というような単語を使えるのも納得がいきます。「奈落の底」なんて単語を知っているんですよ。
ばってんT村でした。

電車でGO2016/08/13

 昨年に続いて今年も生活に必要な日本語を教える教室で「切符を買う」というテーマで切符の買い方、電車の乗り方についての授業をしました。

 その中でH先生が京都駅での湖西線への乗り間違いについて説明したのですが、確かに草津、米原方面行きのホームから時々湖西線が発着していて日本人でも間違えることがあります(ローカルな話題で失礼)

 個人的な経験ですが、この湖西線どころでないややこしいホームがあるのです。それは名古屋鉄道の名古屋駅のホームです。
 ここはひとつのホームから4~5方面行きの電車が数分おきに発着しています。通勤などで普段使っていなければ、よそ者にはまぁわかりにくいです。

 停車時のドアの場所が行き先別にずらしてありその場所が色別に表示してあります。まずここで混乱します。自分が何時何分発の何線に乗るかを憶えておかないと並ぶ列さえわかりません。
 幸い、電車は時間に正確で停車位置も正確ですからその時間になって来た電車に乗れば間違うことはまずありませんが。

 これまた私の狭い経験からですが、海外の鉄道は日本以上に乗りこなすのが難しいと思います。
 定刻どおりに発着しない、ホームの停車位置が適当、駅に時刻表の表示がない、列車に行先表示がない、発車のアナウンスやベルがない、車内では次の到着駅のアナウンスがない、のないないづくし(ちろん例外もあります)

 乗る前から、乗車中、降りるまでとずっと気を張っていなければならず、無事目的の駅で降りられたらホッとします。
 最後まで気が抜けないということでは、こういう経験があります。イギリスだったと思いますが、電車に乗って移動、目的の駅に到着する直前にドアの前に立って開くのを待っていたのです。

 が、電車が停止してもドアが一向に開きません。なぜだ…自動ドアのはずなのに・・・と焦っていると、近くにいた人がドアの横にあったボタンを押してくれたのでした。
海外には、この半自動ドア(閉まるのは自動だが、開けるのはドア横のボタンを押す)があるので要注意です。
乗車する人が外からボタンを押せばドアは開いたのですが、そのときそのドアから乗る人がたまたまホームにいなかったのです。

 もし、電車の切符の買い方、乗り方講座をその国で外国人相手にやるとしたらこれは項目の一つになりますね。

 つくづく、電車の中で居眠りもできる日本の治安のよさ、電車運行の正確さ、快適さを実感します。

 そうです、書いていて思い出しました。
日本にも半自動ドアがありました。滋賀でも確か草津線や湖西線で冬季限定ですがドアの横に開閉両方のボタン付きの車両を見かけます。
ホームで待ち時間が長いとドアが開いたままでは寒いので乗客が開閉できるようになっているのです。

 やはり、日本人は自動ドアに慣れ過ぎですよね。今やトイレのふたまで自動があるくらいですから。
ばってんT村でした。

ShortかSmallか?2016/07/31

 S、M、Lと聞けば衣服のサイズをまず思い浮かべますよね。
SはSmallのことですが、飲み物になるとスターバックスやコンビニコーヒーのSはShortのことらしい。ついつい、Smallと言ってしまう。

 スタバでのサイズ(量)表示はShort、Tall、Grande、Vendiとなっています。この中でGrande、Vendiはイタリア語です。
 ちなみにVendiって数字の「20」の意味なのですが、どのくらいの量かというと20オンス=590mlです。そんなに飲むの?と思います。
 
 日本には大、中、小という一目瞭然の便利な漢字があるのだからこれを使えばいいのにと思うのです。大の上なら特大という単語もあります。
 でもどんぶり飯でもないのに日本語を使って大と言ってもチョット違和感があるな・・・。いやいや、調べてみると中国ではShort、Tall、Grande、Vendiは小杯、中杯、大杯、超大杯と言うらしい。やはり漢字の国だ。

 本場アメリカのスタバにはさらに大きいTrentaというサイズがあります。これもイタリア語で意味は「30」、約30オンス=900mlのこと。アメリカには注文する人がいるということか。絶対、後半は冷めるよね、と思うのは大きなお世話?

 これに限らずアメリカはやはりサイズが大きい。
日本だとペットボトル飲料は1リットル、せいぜい2リットル入りまでです。が、アメリカだと1ガロン(約3.7リットル)が普通にスーパーに売っています。
 映画館ではバケツサイズの入れ物に入ったポップコーンを売っているし、ピザはマンホールのふた並み(このサイズだと分け分けして数人で食べるのでしょうが)

 アメリカではありませんが以前、マルタ共和国(イタリアのシチリア島の南に位置する小さな島国)というところに2人で出張に行った時のこと。

 地元の人で賑わっているイタリア系のレストランに夕食で入りました。2人でパスタ2皿、肉料理1皿、魚料理1皿、サラダ1皿頼んだのですが、ウェイターが我々を見て「多分多すぎると思います。サラダも料理の付け合わせにあるもので十分だと思います。もっと減らした方がいいですよ。足りなかったら追加で注文すれば」と親切にもアドバイスしてくれました。

 周りのテーブルを見回すと確かに皿がデカい。助言どおりパスタ1皿、肉料理1皿に改めましたが、正解でした。1皿の量が日本人の感覚で言うと2人前はあったのです。2人でシェアしてちょうどでした。

 ちなみに日本人や他のアジア系の人もよく見かけたのですが、実はマルタ共和国は英語の語学留学先として行く人が多いそうです。イギリスの植民地だったこともあり、マルタ語と英語が公用語になっているからでしょう。
 あのウェイターの助言も日本人の胃袋のサイズを知ってのことだったに違いありません。

 話がそれてきましたが、マルタはあの犬のマルチーズの発祥の地でもあります。
 さらにここは猫が多い国で、人口の倍ほどの70万匹以上も生息しているとのことです。その昔エジプトから連れてこられたとか漁師がネズミ退治のため連れてきたなどの説があるそうです。
 ばってんT村でした。

トイレ事情2016/07/03

 今回はオリーブ通信4月号の中川先生のブログから話題を借用させてもらいました。

 私の知っている狭い範囲ですが、トイレを外国語ではどう言っているか?
 韓国では日本同様、化粧室という呼び方があります。漢字もそのまま、もちろん現在だとハングル表記になるのですが、カタカナで発音を書けば「ファージャンシル」となります。
「化粧」の韓国語発音がファージャンで「室」がシルです。
 日本と同じで、「便所」という呼び方もあります。韓国語読みだと「ピョンソ」
発音は別にして韓国語は日本語とよく似ていますね。
 
 タイ語では声調を無視してカタカナで発音を書くと「ホン(グ)ナーム」と言います(実際はグは聞こえません、ホンコンのホンと同様)
「ホング」は部屋の意味、「ナーム」は水の意味です。お手洗いの意味に近いでしょうか。

 でも各国語でトイレに相当する単語を知らなくても、だいたい「トイレ」といえばわかってくれると思います。結構世界でも通じる共通の単語になっているのではないでしょうか。
 ただ、英語の通じる大きなホテルなどを除いて中国では通じない場合が多かったので中国語では憶えておいたほうがよいと思います。

 ところで今はあまり見かけませんが、昔トイレをWCと表現していたことをご存知の方もいらっしゃると思います。これはいったい何の略なのでしょう?
 知りませんでしたが、Water Closet(ウォータークロゼット)の略語らしいです。ただし和製英語とのこと、従い海外では通じないことになりますね。
 
 さて実用面ですが外国の公衆トイレで気をつけることは、公園や観光地などでは有料の場合があるということで小銭が必須です。
 入り口にテーブルを置いて管理人が座っています。例えばイタリアだと確か1ユーロでした。120~130円なのでこれは高いですよね。タイだと1~2バーツ(4~8円)、これだと気にせず入れます。
 駅の自動改札口のように入口が自動になっている国もありました。
各国の公衆トイレ事情もさまざまです。

 さて日本のトイレは使う人の立場を考えているという点でも優秀だと思います。
 私が最近さすが日本と感心したのは、関空か成田空港かは忘れましたが、トイレ個室の中の側面に折りたたみ式の踏み台が設けられている所があることでした。
 これをパタンと拡げてその上に乗って着替えができるようになっているのです。飛行機の乗り降り前後に着替える人のために考えてあるのがよくわかります。

 あの洗浄機能付きトイレといい、この利用者を考えた設備といい、日本はトイレに関していえば五つ星クラスの国ではないでしょうか?
ばってんT村でした。
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