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不況と外国籍住民(BNN研修会) ― 2009/02/11
今日、草津市にある多文化共生支援センターで、BNN運営委員会と外国籍住民の現状と支援をさぐる研修会が行われました。ちょっと体調が悪かったのですが、これはぜひ参加しなくては!と出かけました。
研修会では、まず、龍谷大学国際文化学研究博士過程の松尾さんより、緊急聞き取り調査による日系人労働者の現状が報告され、6~7割の人が職を失っているという現状に、想像はしていたものの唖然としました。また、現在日本に残っている失業者の約半数は、日本に残ると言っているのです。
これまで派遣会社の手助けで職を見つけたり、ビザの更新をしていた人たちが自立しなければならなくなったのです。
松尾さんによると、これを別角度から考えれば、これまで日本人と関わらずとも生きていけた日系南米人コミュニティから離れ、日本社会と接触するチャンス、多文化共生へと進むチャンスということになります。
仕事も自分で探さなくてならないなら、日本語の習得は欠かせません。派遣会社に助けてもらうわけにはいかないのです。日本語教室への期待をひしひしと感じました。
次のスピーカーはセンター館長の河炳俊さん。すでにしが外国籍住民支援ネットワークを立ち上げ、生活基盤の支援にとりかかっています。
私の外国人の友だちも、センターにお世話になって仕事を見つけました。感謝!河さんからも、日本語学習支援についてBNNに助けを借りたい、また、支援ネットワークでできることについて教えてほしいとお話がありました。
さて、オリーブですが、これらネットワークと緊密に連絡をとり、情報を共有し、できることはしていきたいと思います。
日本語を教えることは、15年間やってきています。常に学習者のニーズに沿うよう、教える内容も変えています。この活動を基盤にして、またみなさんに協力してもらうことが出てくるかもしれませんが、そのときはよろしくお願いします。
さて、研修会で熱いおふたりの話を聞いたからか、私発熱してしまいました。
昨夜からのどが痛かったので、風邪だと思う。
ブログ書いてる場合じゃないってか。スミマセン、もう寝ます。
(アミーガ恩地)
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