カップヌードルミュージアム ― 2019/02/04
昨年の遠足の候補地にも挙がった大阪のカップヌードルミュージアムですが、実は横浜にも同じものがあります。
昨年、親族の結婚式で横浜へ行った時、ホテルの近くにこのミュージアムがあることを知り、空き時間に行ってみました。
大阪のように近くにあるといつでも行けると思っているとこんなものですね、遠方の横浜の方で初めて見ることになるとはおもしろいものです。
入館料は無料です。
これまで作られたインスタントラーメン、カップ麺が誕生年別にずらりと展示されている陳列スペースは圧巻です。チキンラーメン誕生、カップヌードル誕生の頃を知っている私のような世代には懐かしさを感じました。
ここにマイカップヌードルファクトリーというオリジナルのカップヌードルが作れる体験コーナーがあります。
予約など不要で簡単に体験できるのでやってみました。
1. まず300円で空のカップを買います。
2. テーブルに複数色のマジックペンが置いてあり、カップの空白部分に自由に絵などが描けます。
3. このカップをトッピングカウンターへ持っていき、中にいるスタッフにカップを渡します。
4. 麺をセットしてくれますので、外からセルフでハンドルを回して手動で上からカップをかぶせるようにして麺を入れます。
5. 粉末スープを4種類の中から1つ選んで入れてもらいます。
6. 次に具材12種類の中から4種類を選んで入れてもらいます。市販品には入っていない具材を選ぶとオリジナルができます。ひよこちゃんナルトがお奨めです。
7. スタッフがふたをしてフィルム包装してくれます。
8. できあがったカップヌードルを受け取り口で受け取ります。
このカップヌードルの出始めの頃は、箸ではなくプラスチックのフォークで食べたものです。発売当時、テレビCMでもフォークで食べているシーンが流れていました。 確か最初の頃はフォークがカップヌードルに付いていた(あるいは購入時、お店で付けていたか?)記憶があります。
フォークで食べるという案は海外での販売も目標にしていたことが起因らしく、麺はフォークですくいやすいように短くカットしてあったらしいです。
今や、箸を日常使わない外国の人も上手に箸を使います。ただ、麺になると「すする」という食べ方だけはまねできないようです。
音を立ててすする、という食習慣がないためやりたくてもできない、それ以前にマナーに反するという理由もあります。
だから、外国人がラーメン(あるいはうどんやそば)の長い麺をすすらず、箸の動きで口の中に運んでいるのを見るとおいしさは半減しているのではないかな、と心配してしまいます。
食べるのに時間もかかるので麺も伸びるし冷めると思うんですよね。すばやくすするからスープも麺にからんでおしく味わえるのですから。
ヨーロッパで麺と言えばパスタですが、現在のようなフォークが一般に普及し始めたのが16世紀ごろと言われていて、それまでは手づかみで物を食べていました。
だから、ヨーロッパ人も最初は食べ物、特に麺のようなものはすすって食べていたのですから、その時代を思い出して?抵抗なくラーメンもすすっておいしさを味わってほしいものですね。
ばってんT村でした。
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