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筆順2014/09/21

 先日、ある記事を読んでいて久々に筆順について思うことがありました。

 もうすっかりキーボードで入力する習慣がついたせいで、漢字の筆順が怪しいときがあります。いえいえ、それ以前にたまに手書きすると漢字そのものが思い出せずピタリと手が止まったりします。

 さすがに小学校であれだけ漢字の練習をさせられたのでほとんど筆順は間違っていないと思っていたのですが、「右」、「左」の最初の筆順が違うということはすっかり忘れていました。
 一画目は、右はノ、左は一です。
 
 元々、漢字は実物をデフォルメしたものが多く、左あるいは右の「ナ」の部分は手を表す甲骨文字(左手はψのような形、右手はψの縦棒の傾斜が逆)から来ています。
 指を表す部分を先に書くことになっていて「左」の指の部分は一、「右」の指の部分はノに相当するかららしいです。(経緯は図を描かないとわかりにくいですが)

 上記のような成り立ちはともかく、外国人に漢字を教える場合は止めや払いがあることも含めて筆順も正しく教えましょう。独学で憶えた外国人の中には、くち「口」を一筆書きで四角く書く人もいますから。

 間違った筆順を教えないためにも記憶でなく、やっぱり筆順まで書いた参考書は必要だなと思います。
ばってんT村でした。
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