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多文化共生シンポジウム2016/02/07

2/7、「あなたのとなりに外国人! つながろう、やさしい日本語で!!」
というタイトルで多文化共生シンポジウムが草津市国際交流協会主催で開かれました。

 地域で生活している外国人とどう接するか、どのような支援ができるのかについて基調講演やパネルディスカッションが行われたのですが、非常に興味深かったです。

 硬い話に入る前に、まず落語で聞いている人たちを引き付けたのはいい演出と思いました。それもさりげなく外国人、外国語を話題にした題目を演じられこれには笑わされました。落語家の名も桂三語なんてうってつけの名前じゃありませんか。

 草津市には現在、1,800人ほどの外国人が居住しるそうです。講演やディスカッションで私が印象に残ったひとつに、この外国人を意識している人が少ないのではないかという意見があったこと。

 この意見を聞きながら、ふと6~7年前の体験を思い出しました。
 私の妻の体験なのですが、ある朝マンションのゴミ集積場所にゴミを出しに行った時、その曜日に捨てられないゴミを捨てに来た女性をたまたま見かけたのです。
 それを注意したところ、相手はこちらの言っていることが理解できないようで片言の日本語が返ってきたそうです。

 そこで初めてこの人外国人なんだとわかり、妻はていねいに曜日ごとに捨てるゴミを説明したそうです。この時、自分が住んでいるマンションにこのような外国人も住んでいるんだ、と初めて認識しました。
 まさに、「あなたのとなりに外国人」だったのです。

 昨年、オリーブでもゴミの分別について説明会をやりましたが、これこそ本当に生活に密着した支援ではないでしょうか。

 パネルディスカッションには我がオリーブの代表も出られオリーブの宣伝も抜かりなくやっていただきました。外国人を支援したいと思われた方はぜひオリーブへ気軽に来てください。

 そうそう、最後に弁解しておきます。いつも朝のゴミ捨ては出勤前に私がやっているんですよ、上の体験談に書いたゴミ捨て日はたまたま、妻がやったということですので。
 ばってんT村でした。

チップ2016/02/18

 日本にチップ制度はありませんが、これが海外だと悩ましいものがあります。

 ご存知のように欧米では必須です。
昔、アメリカに駐在していた私の知人は、レストランでチップを忘れて外へ出た直後に「忘れものがある」といって店員が追いかけてきたそうです。覚えがないので何を忘れたのか聞くと、「はい、チップをお忘れです」ときたそうです。

 上記は極端な例かも知れませんが、チップも店員の収入源になっているので重要なことなのでしょう。最近は合理的になってきてチップを個人でもらうのではなく、お店で集め全員でシェアするようになっているところもあるようです。

 ホテルのルームメイクに対してはチップを枕元に置いておくということが言われてきました。でも、これはどうも日本だけらしく、海外旅行がブームになり始めたその昔、そうしましょうと流布されたらしいです。

 私の過去の経験からも、出張で泊まるような市街地の一般のホテルでは枕元に置いても取られず、テーブルに移動してあることが多いのです。チップなのか単に放置しているだけなのか区別がつかないのでトラブルにならないよう取っていないのだと思います。

 現地の人はチップを置かない、というのが多数派らしく、床を汚してしまって清掃に手間をかけて申しわけない、というような特別な事をやってもらう時くらいにしか置かないとのことです。
元々、このルームメイクも宿泊費に含まれているという認識ですね。

 しかし部屋に荷物を運んでもらったりするとチップは必須です。忘れているとドアのところにニコニコ笑顔でなにげなく立っていたり「anything else?」と他に用事はないかとさりげなく聞いてきたりします(心中、チップ忘れないでね~)
 それで「アッ、そうそうチップ忘れてた」と気付くこともあります。

 日本ではチップ不要と書きましたが、旅館などに泊まった時には「心づけ」として部屋の担当の仲居さんに渡したりしますよね。
 海外と少し違って、これからお世話になります、という意味で先に渡す場合が多いと思います。

 サービスを受けた後に渡す海外、これからよろしくと事前に渡す日本、共通しているのは金銭の授受だけでなく感謝の気持ちを表すことではないでしょうか。
ばってんT村でした。
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