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2013年謹賀新年2013/01/06

 皆さん、ご挨拶遅れましたが、明けましておめでとうございます。ばってんT村です。

今年もオリーブと関わっていらっしゃる方、生徒さんにもよい年でありますように。

 さて、お正月と言えば年賀状ですが、差出人の顔を思い浮かべながら文面を読まれた方も多かったのではないでしょうか?肉筆で書かれているとよりいっそうですよね。

 この年賀状の由来ですが平安時代ごろからで、本来直接挨拶回りをするところを行けない場合に代わりとして挨拶文を書いた手紙を出したのが始まりらしいです。それが明治に郵便制度が発足して、年始回りの代わりに郵便で年賀状を出す習慣になったとのことです。

 太平洋戦争で年賀状どころでなくなり、一旦中止になった年賀状制度ですが、それを戦後復活させるために思いついたのが今のくじ付き年賀はがきだそうです。考案したのは大阪人とのこと。

 1月元旦に大々的に年賀状を出し合う習慣があるのは日本だけのようで、海外ではあってもごく少数が個人的に書状を交わす程度らしいです。
 同じく1月元旦を新年の区切りと決めて盛大に祝う習慣も日本だけのようです。欧米ではクリスマスが主体ですし、中華系は旧暦で新年を祝い、またイスラムではイスラム暦で新年を祝います。旧暦やイスラム暦では毎年新年の日が変わりますのでちょっとややこしそう。

 国が違えば新年を祝う習慣も違いますが、日頃疎遠の友人から来た年賀状を読みつつ年賀状という日本特有の習慣は続けてほしいなと思ったしだいです。

初春のお慶びを申し上げます2013/01/08

みなさん、いいお正月を過ごされましたか。

オリーブ日本語教室は、
12日土曜日から、
いつものところでいつもの時間に始まります。

今年もよろしくお願いします。

アミーガ恩地

準備中?2013/01/20

 日本語に関心を持つと、違和感あるなとか、ちょっと気になるなと思う時があります。

  先日も車を運転していると、「工事中」や「規制解除中」と書いた看板を見かけました。「工事中」はわかります。ちょっと気になったのは「規制解除中」です。
  工事が終わって交通規制が解除されたということを示しているのはわかります。でも、 ~中というのは事が行われている最中であることを示します。
  解除されてしまった後の静的状態を表すのに~中を使うのは不自然な感じがするのです。私は規制解除中と聞くと、解除のための作業(後片付け?)をやっている最中を連想してしまいます。

  また~中というのはその状態がいつか終わることを前提に使います。「運転中」の車は目的地に着けば停止します。「食事中」は満腹すれば終わります。
  だから「規制解除中」もいつか解除状態が終わって再度交通規制されるのか、と想像してしまいます。(実際1年後に同じところで道路工事をやるのかもしれませんが)
ここは単に「規制解除」と書けばいいんじゃないかな。

 もう一例、街中で時々見かけますが閉店状態を示すのに「準備中」と札を掲げるお店があります。これに違和感を覚えるのは私だけでしょうか?
 これを額面どおり受け取ると、店の中で今開店の準備をしてますよ、ということになります。
この札を見たのが夕方か夜であれば、十分違和感を覚えます。

 昼間でももしその日が休業日だったら誤解されないでしょうか?少し来るのが早すぎたかと思って、開くのをずっと店の前で待つなんてことがあったりしたら笑い話です。
 ここは素直に「閉店」の札でいいのでは。

 ところで、日本語を学んでいる生徒さんにはいつまでも「勉強中」でいてほしいですね。

ばってんT村でした。
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