滋賀と沖縄の意外な関係 ― 2019/02/16
まだまだ寒い日が続きますね。実は2月最初の週末に沖縄に行ってきました。
沖縄の気温は20℃前後で快適、真昼で晴天だと25℃ほどになりエアコンが要るほどでした。この寒い時期に沖縄は旅先としていいかもしれません。
写真で気分だけでも初夏の雰囲気をどうぞ。



さて、地元の方か相当な歴史通の方であればご存知かもしれません、沖縄と滋賀の意外な関係。
この旅行の時、偶然のきっかけで地元の人に聞いて私は初めて知りました。
沖縄は1879年に沖縄県となるまでの約450年間、琉球王国として存在していました。観光スポットになっている世界遺産のあの首里城は沖縄本島を統一したときに建てられた王宮です。
滋賀との関係を簡単に言いますと、旧彦根藩主の井伊家にこの琉球王国の国王の子孫が嫁いでいたのですね。
この話を聞いて、ヘェ~と思い少し調べてみました。
明治政府の廃藩置県で琉球王国はなくなったのですが、最後の国王、尚泰(琉球王国の王の名前は代々、「尚」が付きます)のひ孫が井伊直愛(なおよし)と結婚されたのです。
結婚されたのは昭和12年(1937年)のことです。
ちなみに井伊直愛はあの井伊直弼のひ孫にあたります。
1953~1989年の長年、井伊直愛さんは彦根市長だったので名前はご存知の方も多いでしょう。琉球王国の末裔で奥様となられた井伊文子さんは歌人、著作家でもあったので書籍を通じてご存知の方もいらっしゃるかもしれません。
「犬も歩けば棒に当たる」ということわざは、思わぬ幸運に当たる、という意味もあります。私は旅行先でこの棒に当たるのを期待して知らない街を散策するのが好きなのですが、今回もそのケースでした。地元のことは地元の人に聞くのが一番ですね。
それにしても、これほどの関係があるのに彦根と沖縄の都市(この場合は那覇?)は姉妹都市あるいは友好都市の関係にはないのです。
残念ですよね~、とこのことを知る沖縄の人も言っていました。
最後にどうでもいいことで余談ですが、これも地元の人に聞きました。実は沖縄にはセブンイレブンはなく、コンビニはローソンとファミマだけです。
ばってんT村でした。
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