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ドクターコール2017/05/21

 前回の続きで個人の体験談になりますがお付き合いください。
前回はフライト自体でのトラブルでしたが、今回は健康面に関わることで発生したお話です。

 これは以前ブログで書いたと思いますが、虫歯治療で詰めた被せが海外出張中にスッポリ外れたことがあります。その時点からまだ1週間以上滞在しなければならず、飲み物は沁みるし、さすがに放置できず現地の歯医者に行きました。
 
 幸いイギリスだったので何とか下手な英語で「日本で治療するから仮の詰め物をしてください」と言って応急処置をしてもらいました。
 歯を見て「Oh, big hole」とか言いながらチャッチャと短時間でやってくれました。
 でも治療代は高かった…クレジットカードで払いましたが、日本円換算で1万円近くしました。

 海外旅行保険では、基本的に虫歯治療は対象外なので気をつけないといけません。旅行される方は虫歯治療は終わらせておいたほうがよろしいようです。

 これは後輩といっしょに中国に出張に行っていたときのことです。彼にはある持病があったのですが、上海から帰国する飛行機の中でタイミング悪く発作を起こしてしまったのです。
 表情にも表れ、その異変に気付いたCAが飛んできて隣に座っていた私に「機内放送でお医者さまがいないかお聞きしましょうか?」と言ってきたのです。

 こんなシーン、テレビドラマか映画の中だけの話だと思っていたので実際に自分がそのような場面に出会うなどとは考えてもいませんでした。

 幸い私は彼の持病のことは知っていて、しばらくすれば発作は収まることはわかっていたので「しばらくすれば収まりますので大丈夫です。」と言ってドクターコールはお断りしたことがあります。日系の航空会社だったので日本人CAで意思疎通に問題がなかったのも幸いでした。

 ただ、関空到着後、2人とも別室に呼ばれて病状の細かいことを聞かれました。何も知らない航空会社にしてみれば伝染性のものだったら大問題になりますから根掘り葉掘り聞くのは当然です。
 最後に住所、電話番号を聞かれサインもさせられた記憶があります。

 もうひとつ、似たような事例なのですが、これは出張中の台湾での体験です。この時は4名ほどのグループで出張していたのですが、ある夜そのうち1人が下腹部に激痛を覚え、通訳してもらうため現地スタッフも同行で救急病院に連れていったことがあります。

 診察室から出てきた現地スタッフにどうだったのか聞くと「『放っておくとたいへんです。手術をしたほうがよいですが、どうするか今決断してください』と医者は言っています」と言うではありませんか。

 いきなり海外で腹を切るなんてできるわけがありません。相談して最終的には痛み止めの処置だけしてもらい翌日日本へ連れて帰ることにしたのです。
 翌朝、気が利く営業マンが航空会社に事情を説明して救急車を関空に待機しておけないか言ったところ、「それ以前に最初からそのような方は搭乗できません」と断られたのです。

 これも言われれば道理でして、航空会社にしてもいつどうなるかわからない病人を乗せるわけにはいかないのです。
 幸い名前などは明かしていなかったので、平静を装い私が連れて帰りましたが、機中では病状が悪化しないか、痛み止めの効果が切れないか、気が気ではなかったですね。

 関空に迎えに来たご両親に引き渡しましたが、後から病名を聞くと急性の腸炎で手術など全く必要なかったとのことでした。
海外だとお腹をこわすことはよくあります。

 慣れない海外では、歯とお腹には最低限気を付けましょうということですね。
ばってんT村でした。

オーバーブッキング2017/05/07

 GW連休中、飛行機を利用して旅行された方もいらっしゃるかと思います。
 航空機と言えば、4月にアメリカの航空会社がオーバーブッキングのため乗客を強引に引きずり下ろした事件がありましたね。

 元々、航空会社がキャンセルを見込んで定員より多く予約を取ることは知られています。とにかく早くチェックインして搭乗券をもらってしまえ、と会社でも出張の時言われたものです。
 でも、座席に着いた後に引きずり出されたら打つ手はないような…

 旅にはトラブルはつきものです。私は公私合わせこれまでたぶん300回くらい(1搭乗1回とカウントして)乗っていると思いますが、大きなトラブルには会ったことはありません。

 ただ小さなトラブルはいくつか遭遇しました。
ロストバッゲージが1回、乗り継ぎ時に荷物を積み忘れられたのが1回、出発便の大幅遅れで乗り継ぎ便に間に合わなかったのが1回、運行取りやめが1回というところです。

 それとこれは私のしょーもないミスだったのですが、スーツケースのキーを忘れてきて到着空港の税関で中を見せてと言われ、それができず没収されたのが1回。
 ホテルにチェックインした後、韓国の夜の街に着替えを買いに出かけました。日本からキーを送ってもらい4 日後空港までスーツケースを回収に行きましたが、今では懐かしい思い出です。

 あと、これも私のミスなのですが、リコンファームをさぼってしなかったため予約を取り消されたのが1回。
 今やリコンファームなんて死語ですね。昔は確か乗る3日前までに、乗りますという連絡を航空会社にしなければならなかったのです。まだ携帯もなかった時代、結構面倒くさくて実際やらなくても取り消されたことはなかったので高を括っていたのです。
中国出張中でしたが、結局帰国が1日延びました。

 ただ、オーバーブッキングに関しては逆にいい目に会っています。ビジネスクラスに変更されたことが3回ほどありました。たまたまラッキーだったのでしょう。
 そのうち1回はカタールのドーハから関空までの12時間あまりの長距離フライト、この時ほどビジネスクラスの楽チンさを味わったことはありません。

 個人的な話になってしまって恐縮です。ばってんT村でした。

軍艦島2016/01/05

 新年明あけましておめでとうございます。
皆様はどのようなお正月を過ごされたでしょうか?

 日本語と直接関係ないですが、今年第一弾ネタは「軍艦島」で始めたいと思います。
 実は私、正月休みに帰省した機会に「軍艦島」へ行ってきました。

 昨年「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」が世界遺産に登録されましたが、その中に長崎県にあるこの軍艦島(正式な名前は端島)が入っています。
 この島は、海底炭鉱の採掘のため小さな瀬を埋め立てて造られた人口島です。形が軍艦に似ていることから軍艦島と呼ばれています。

 石炭採掘が最盛期の頃、島には集合住宅や生活に必要な施設などが建設され、最盛期には5,000人以上の住民が生活していたそうです。
 1974年の閉山にともない無人島になってしまい島は廃墟と化してしまいました。世界遺産の候補には挙げられていましたが、本当に世界遺産になった、と聞いたときは驚きました。
 
 現在、一般の人が見ようとすると現地ツアーに申し込まないと行くことはできません。ガイドの解説付きで案内してくれますが、その話には興味深いものがありました。
 すでに廃墟と化し朽ち果てるだけの建築物が世界遺産に登録されるのか?と疑問でしたが、話を聞くと登録されているのは島の一部の岸壁と壁だけということです。
 今でも上陸はできますが、見学区域が限られていて建物に近づくことはできません。

 最深で海底1,000m近くまで掘削されたそうです。島には学校、病院、商店や飲み屋、パチンコ屋までありました。
 重労働で危険を伴う炭鉱での採掘作業ですが、給料は当時の大卒初任給の4~5倍はあったそうです。
 当初、水は海水を蒸留させたもの、電気は自家発電でしたが、その後海底にケーブルや配管を敷設して本土から供給されました。

 実はこの島、何度か映画のロケ地にもなっています。最近ですと一昨年の「007 スカイフォール」にも出てきます。ただし、事前のロケハン時点で建築物などが老朽化して危険だということで、実際は撮影した写真を元にイギリスでセットを作成してそこで撮影がされました。
 最近では「進撃の巨人」の実写版映画にも出てくるそうです(アニメは大ヒットしました。私は見ていませんが、映画は大コケだったらしいですね)
 
 それと、誰が決めたか知りませんが、諸説ある中で世界の新三大夜景としてモナコ、香港と共に長崎が選定されたそうです。
 神戸や横浜と並び、歴史舞台にも出てくる港街長崎、機会あればぜひ訪れてみてください。
 
 ばってんT村でした。

食べ歩き2015/11/11

11/8、オリーブの遠足で伊勢に行ってきました。
 あいにくの雨だったのですがまだ小雨だったのは幸いでした。逆に雨のため一般客が少なかったのではないかと思いますが、それでも伊勢神宮とその周辺は大勢の人出でした。

 実は私、伊勢神宮へ行くのは初めてで、参拝後のおはらい町やおかげ横丁のブラブラそぞろ歩きは楽しかったです。

 外での食べ歩き、買い食いはちょっと非日常的でいつもよりなぜかおいしく感じます。通りにオープンにしているお店のカウンタで食べるのも開放感があります。
 ついつい、2店はしごして牡蠣フライを8個も食べてしまいました。ついでに別のお店で松阪牛の串焼きも食べました。
少し、お昼に散財してしまったかな。

 これが、中国、台湾や東南アジアに行くと、屋台でしょうか。文字通り、夕方になると屋台を引いてきたり組立てて店開きしますが、店舗を構えているところでも店の外の周りにテーブルを並べていきます。こういう所を、何を食べようかと回るのも楽しいものです。

 日本では屋台は特定の地域やイベントを除いてほとんど見なくなりましたが、伊勢神宮横の通りのお店などを見ると、なつかしさを感じます。

 遠足で参ったのは伊勢神宮の内宮だけでしたが、衣食住の神様を司る外宮もお参りするのが本来の伊勢参りらしいです。

 昔の人も外宮、内宮を参り、その後お店で空腹を満たしお土産を買って帰路についたのでしょう。
 交通手段が徒歩だけだった昔、数日~数十日かけて伊勢まで行っていた時代は、お参りだけでなく物見遊山も兼ねていたといいますから、食べることも楽しみのひとつだったことでしょう。
ばってんT村でした。

深夜特急2015/07/13

 先月のオリーブ通信にHさんの香港旅行記が掲載されていましたが、その中に沢木耕太郎の「深夜特急」という小説に魅了されて・・・、ということが書かれていました。

 今回はこれをブログネタに話をしたいと思います。
 これは、インドから高速バス、路線バスだけを乗り継いでロンドンまで行く、という計画で一人旅に出た著者の実体験に基づいた紀行小説です。インドまで行く格安航空チケットを求めるため、まず立ち寄ったのが香港だったというわけです。

著者が26歳だった1970年代の実話ですが、その後これに触発されバックパックひとつで旅をする個人旅行の流行に多大な影響を与えた小説と言えます。

 斯く言う私が、この小説を読んだのはずっと遅く中年になってからですが、それでも大いに影響をうけ、少しでも追体験したいと思ったものです。

 香港もその一国ですが、著者の書いたスターフェーリー(香港島と九龍半島を数分間で結んでいる乗合フェリー)から夜景を見たり、あてもなくトラム(路面電車)で街中を探索したり、またマラッカ海峡に沈む夕日を見るため連休にマレーシアのマラッカまで行ったこともありました。

 仕事で海外出張の時も、幾度となくこの文庫本から一冊を抜き取って持っていき移動の列車の中で読んだりして、気分だけでも「深夜特急」・・・・ってことをやったこともありました。

 また著書には行く先々の国でさまざまな人との出会いがあったことが書かれています。ネットやメールが普及していない時代なので関わりの密度も濃かったのではないでしょうか。

 年間1,700万人の日本人が海外旅行をし、同じく1,000万人以上の外国人が日本を訪問する時代になりましたが、旅行の魅力として挙げられるのは時代が変わっても人とのふれあい、出会いではないでしょうか?
 
 旅先ではありませんが、オリーブの生徒さんとの出会いも何かの縁だと思い接していきたいと考えます。

ばってんT村でした。

トラベルとトラブル2015/04/19

  旅行(Travel)と災難(Trouble)の語源は同じという説があります。
真偽はともかく確かに旅行中にトラブルが発生することはままあります。

 私のこれまでの経験で言いますと、
・アメリカ出張、乗り継ぎで地方空港に到着したが、ロストバッゲージで預け荷物が出てこない。
・イギリス出張中、我慢できないほど虫歯が痛くなり歯医者へ行った。
・イタリアのミラノからドイツのフランクフルト乗り継ぎで帰国予定が、ミラノからの出発時間が遅れフランクフルトで乗り継げなかった。
などありました。

 ロストバッゲージの時は、ケースの形状、色、サイズ、目印になるものは付けていないか、中に何が入っているか、泊まるホテルは?など事細かに複数の質問をされました。

 歯医者では、どう治療したいか?と希望を聞かれました。「日本で治療するから、とりあえず仮の詰め物しといてください」ってどう言えばいいのか悩みました。

 フランクフルトで乗り継げなかったのは航空会社の責任なので、他の便を要求する交渉をしなければなりませんでした。

 いずれも対応には英語の会話力が否応なく必要となるのですが、やはり実地でやるのが一番勉強になりますね。
 ブロークンイングリッシュでも身振り手振りででもとにかく自分の意思を伝えることが大事です。文法なんか構っていられません。

 そして、思ったのはやはり最低限の英会話力、特に聴解力は必要だ、ということです。

 昔ですがアメリカの駐在員になった友人から聞いた話で、英語に不慣れなころ運転免許の手続き関係で役所に行った時にいくつか質問をされた際のこと。
 段々英語の聞き取りに疲れてきて後半は適当にYES,YESを連発していると、ある質問の後相手の顔つきが変わってきて別室に呼ばれたと言うのです。

 あとでよく確認すると質問の中に「あなたは過去にドラッグ類をやったことがありますか?」というのがあったそうです。

彼曰く「そんな質問があるとは思わなかったよ。前半の質問を聞いてたら内容からしてこれなら全部、YESで答えておけばいいと思ってたんやけどな~」と。

 また、これは最近あるラジオ番組で聞いたアメリカに単身渡った人のサクセスストーリーの中のエピソードです。
 最初は英語も話せずお金も節約したかったのでレストランにも行けず、じゃチラシに載っている番号だけで頼める宅配ピザを頼めばいいや、と思い電話をしました。

 なんとかいくつかやりとりし注文が終わってほっとしたところ、相手がまだ何か言ってきた。何言っているかわからないし面倒くさいので適当にYES,YESと言ってサンキューで電話を終わらせました。

 しばらくしてピザ屋が持ってきたものを見てビックリ。頼んでもいないチキンやコーラなどがドッサリあったとさ。配達人は、あなたは注文した、と言う。

 今思うに、何を言っているかわからずYES,YESと答えていた部分はマ○ドナ○ドなどのファストフード店舗でもよく聞く「・・・はいっしょにいかがですか~?」「今、これをセットにされるとお得ですよ~」というような部分だったんだなーという笑い話でした。

 やはり他国で生活するとなると、旅行とは違いさらにレベルの高い聴解力、会話力が必要になるということですね。

 日本で働いている私の生徒さんも、会社で話されている日本語をもっとわかるようになりたい、と言われているのですが、その気持ちはよくわかります。
 その手助けをするのも我々の役目だと思っていて、最近は関西弁も教えています。

 最後になりましたが前回のブログの訂正をいたします。ドラマ「まっさん」は正しくはカタカナで「マッサン」です。失礼しました。
 
 ばってんT村でした。

人気スポットNo.12014/11/23

ばってんT村です。
 今年のオリーブの遠足は伏見でした。伏見稲荷大社には初めて行きましたが、なんとここは「外国人に人気の日本の観光スポット2014」で1位なんですね。現地では垂れ幕やのぼりで1位ということをPRしていました。

 トリップアドバイザーという世界中の観光地やホテル、レストランなどの口コミ、ランキングの情報サイトがあるのですが、そこでの口コミ集計で1位だったとのことです。
 これは意外でした。金閣寺でも清水寺でもなく伏見稲荷。あの鳥居が神秘的に見えるのかもしれません。それと拝観料も要らないですからね。

 確かに伏見稲荷や参道の商店街ではいろんな国の言葉が聞こえてきました。あるツアーのグループでツアーコンダクターが説明しているのを聞いて「どこの国からかな~」とつい興味がわいてきます。
 あまり聞きなれない言語だったのでツアーコンダクターに聞いてみました。「スウェーデン」と聞いて、遠いところからようこそ日本へ、と思いました。
 
 昼食を食べた祢ざめ家という古い店の入り口にはたくさんのピンが刺さった地球儀が置いてあります。一緒に入ったインドネシアの生徒さんもさっそく自国の出身地にピンを刺していました。
 
 こんな身近なところに日本一があるとは予想外で、どんな点が外国人を引き付けるのかを考えながら、秋のひと時の散策を楽しみました。
でもこの日はよく歩きました。参加された皆さん、お疲れさまでした。

はいさい2014/02/23

ご無沙汰しており申しわけありません。ばってんT村です。

 2月の初旬、沖縄を旅行してきました。バスのガイドさんやタクシーの運転手さんに方言を少し教えてもらいましたので、言語に関わる者としてちょっと興味もあり紹介したいと思います。

 沖縄の方言のことを沖縄口(うちなーぐち)と言います。
歌にも出てくる「はいさい」は「こんにちは」の意味ですが、実はこれは男性が使う言葉で女性は「はいたい」と言うそうです。
これも聞かれたことがあると思いますが「めんそーれ」は「いらっしゃい」の意味です。

かりゆし → めでたい、縁起がよいという意味です。沖縄風のアロハシャツをかりゆしウェアと言っていますが、沖縄でこれを着ていたら確かに気分はハッピーになりそうです。

ありがとう → にふぇーでーびる
おなかが減った → やーさん
いただきます → くゎちーさびら
おいしい → まーさん、  たいへんおいしいと言いたいときは「いっぺーまーさん」
ごちそうさまでした → くゎちーさびたん
食関係に偏って紹介しているようですが、語感がすごく印象的だったので。
いずれも日本の方言というより外国語にしか聞こえませんよね。
 
 ちなみに、半日貸し切って観光案内してもらったタクシーの運転手さんはそれはもう沖縄についてたいへん詳しくてっきり沖縄の人と思っていたら、実は大阪出身の方でした。若い頃ダイビングで来た沖縄に魅せられて沖縄に移住して40年とのことでした。

 本土と違い何か人を引きつけるものがあるのでしょうね。確かに、三線(さんしん、沖縄の三味線)の音色と沖縄の歌を聞いているとのんびりとした気分になり、しばらくいたいなと思わせる土地でした。

Signification and pronunciation, 意義和發音2013/10/06


 このところ海外での日本語の記事が続いてますね。と言うことで私も。

 台湾の地方都市で見かけた踏切の看板です。私を含め、大抵の日本人ならば直ちに理解できますよね。一旦停止と安全確認を促すメッセージが僅か3文字で事足ります。当たり前ですが漢字を使う国の人なら、多少取る意味の違いはあっても何とか無事に踏切を通過できるでしょう。そもそも踏切とは何かがわかっていれば関係のない話ではありますが…。それはともかく、そういう意味では文字それぞれに固有の意味がある漢字の便利さがよく分かります。これは表意文字と呼ぶらしいですね。

 これが他の文字、例えばアルファベットならどうでしょう。お察しの通り文字それ自体に意味はなく、他との組み合わせで初めて「単語」として意味をなすようになり、これは私達の平仮名・片仮名と同じです。こちらは表音文字。

効率の点から言えば、26個だけ覚えればそれだけで森羅万象を表現できるアルファベットの方が優れているのかも知れません。漢字の場合そうはいかず、たとえ短いものであっても、「文章」を書こうとすればそれなりの文字の種類を使う必要が出てきます。でも、端的に分かりやすく言い表せるのは漢字のような気がします。この看板をアルファベットに置き換えればより多くのスペースが必要でしょうし、文字数が多くなればそれだけ書く方読む方共に誤認の生じる恐れも増えるでしょう。

 おそらく言語学者の諸先生方がちゃんとした有意義な研究をされているはずですが、私が電車の中でうとうとしながら考えるのはここまでです。日本語の場合、表意文字と表音文字との組合せで成り立っているわけで、どちらの言語圏出身の方にしてもその習得はより難しいのかも知れませんね。それを踏まえて授業を進める必要がありそうです。



 これは女性服のお店の看板です。「ただの女の子、Just a girl」という意味だそうですが、貝の王妃「蛤女王」登場か!? でも「ふどうさんや」を「葡萄屋さん」と読んだりもしているので、私の場合はどっちにしても誤認するらしいです…。

 読み返してみたら始めに思ってた内容からは大分逸れてますね。脱線したままですが、今日はここまで。


(中村会符)

 

旅先で感じること2013/06/15

御釣
初めまして、新たにブログ係りになった中村会符です。オリーブに入会してからまだ2カ月ほどの新人です。で、毎回悪戦苦闘中です。よろしくお願いします。

さて、十何年か振りにゴールデンウィークに休みが取れたので、10日間程ミャンマーを旅してきました。まだまだ私達には馴染みの薄い国かも知れませんが、ようやく外国人が旅をする制限が少なくなりつつあり、観光やビジネスで訪れる人が徐々に増えてきているそうです。
とは言うものの電力供給に問題があって停電が頻発したり、インフラの老朽化で移動にはものすごく時間がかかったりと、決して快適な旅が出来るわけではありません。でもミャンマーという国あるいは生活のリズムに慣れてしまえば、こんなものかと腹が立つこともなくなります。外国を旅する時は、いかに早く日本から「脱皮」するかにその国を楽しめるかどうかがかかっているような気が、私はします。
顔立ちや体格で私が外国人だということはすぐにわかるらしく、街を歩いていると珍しそうに眺められることも少なくありません。でも一言挨拶をすると100人中97人ぐらいははにかんだような笑顔で挨拶を返してくれます。満面の笑みでなく少し恥ずかしそうな笑みが、却って印象に残りました。
人に何かを渡す時、ミャンマー人の多くは空いている方の手を、ものを持っている方の肘に添えます。こんな控え目な丁寧さもやはり印象に残っています。
感情を露わにすることは行儀が悪いとみなされ、大声で携帯電話を使っている人もあまりいません。海外を旅すると国によっては感情がささくれ立つことも多いのですが、ここは変に構えず等身大で旅のできる国でした。
機会があれば是非訪れてみてください。後悔はしないと思いますよ。
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