モロッコの旅2 ― 2021/01/17
前回のモロッコ旅行のマラケシュからの続きです。マラケシュからは電車でフェズに移動しました。
フェズ駅のホーム

モロッコの最初のイスラム王朝の都だったのがフェズです。
旧市街の遠景


この写真はかつてスルタン(君主とか皇帝を意味するアラビア語)が居住していた王宮です。中には入れませんが、華麗な模様の門を見るだけでも価値があります。

そのあと、元は宮殿だった博物館にも行ってみました。
中庭が涼し気

ここで初めて見ましたが、これがコーランなんですね。知らない者には、どうしてもこれが文字には見えないんです。
それと文字の周りが装飾されているので古典的で特別なものなのかも。

さて、モロッコ観光で外せないのがスーク(市場)です。迷路のように複雑に張り巡らされた狭い通路の両側にみやげ物、衣類、食料品、雑貨などいろいろな店が軒を連ねます。
モロッコらしさが最も感じられるところだと思います。
「異邦人」の歌詞のごとく「祈りの声 ひづめの音 歌うようなざわめき…」が直に感じられる場所です

途中、砂漠ツアーに行かれたIKさんと再びフェズで合流し、よそ者には迷路にしか見えないこのスークへ突入しました。
他の観光客を見ると、ツアー団体や現地ガイド付きで歩いている人が多いようです。
スークではロバが荷物の運搬手段

我々はガイドなど付けず2人で歩いていたのですが、案の定、目的地の染色・革なめし職人地区に行く途中、道がわからず迷子になってしまいました。
英語で聞いても地元の人に通じません。そこでIKさんのフランス語が役に立ったわけです。所どころで道を聞きやっとたどりつきました。
モロッコは革製品の製造が盛んで、その作業現場を観てみたかったのです。
牛や羊の皮が干してあり、染色用のカメが色別にズラリと並んでいる光景は圧巻でした。

染料や革の特有の匂いもします

この景観を上から観るため入らせてもらった高所にあるお店では当然ながら再三、革製品の購入を薦められました。二人とも革製品自体には興味なく、無慈悲にも何の買い物もせず出てきました。
何とケチな日本人だと、思われたことでしょう。他のところでお金落とすから、勘弁してもらうということで・・・
で、結構なお金を払って予約したのがベリーダンスや民族舞踊が見られるディナーショー。中東、北アフリカといえばやはりベリーダンスは外せない。
2時間ほどのショーでこれは見応えがありました。ディナーもクスクスなどの現地料理、もちろんオリーブも欠かせません。

観光客が周りを囲んだ中を、お腹をくゆらせながらダンサーが舞います。見事な動きで感心しました。


男性グループの民族舞踊

私、砂漠には興味がないので行っていませんが、もちろんサハラ砂漠をラクダに乗って砂漠で一泊というようなツアーもあります。
日数があれば「青い街」といわれるシャウエンという都市にも行ってみたかったな・・・
それと思ったのは、英語が通じないとなると、やはり現地語が話せると便利ですね。
こんな感じ(クラブツーリズムのHPから借用)

ばってんT村でした。
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