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今年度も2014/04/11

今年度もブログ担当をさせていただきます
ばっちです。
たびたび更新が遅くなってしまい、申し訳ありません。

さて、今年度初めての活動があり、定例ミーティングも行いました。
今年はオリーブ創立20周年なので
パーティーも盛大に開催する予定です。
今年度も皆様よろしくお願いいたします。

4月5日(土)の活動。
私の担当した生徒さんは、普段家で勉強しているので
できるだけオリーブの活動ではおしゃべりがしたいとのこと。
初級の学生でしたが、知っている日本語を
巧みに使い、どんどん話が弾んでいきました。
改めて、「先生」「生徒」というような一方向的な関係ではなく
同じ地域の住民として語り合ったり、対等に
お互いの文化を紹介したりなど、地域日本語教室ならではの
ことだな~と実感しました。
「日本語を教える」「教えられる」以上に
生活をする仲間としてのお付き合いもしていければと
つくづく感じます。

ばっち

「右」の説明2014/04/27

 仕事柄、目的に応じた講習や講座を受けるのですが、以前講座の中で面白い課題がありましたのでお話ししたいと思います。
 課題というよりも、本題に入る前のウォームアップのクイズのようなものでした。
 それは「右」を言葉だけで説明してください、というもの。

 「右」の意味を知らない外国人に説明すると思ったらいいでしょうか。ただ、図を描いたり身振りで説明するのではなく、あくまでも言葉だけでという条件つき。ちょっと悩むのではないでしょうか?

 一般的に言われる、「お箸を持つ方」では左利きの人もいるので絶対的ではありません。世の中に左右の差があるものを導入するしかないと思いました。

 思い浮かぶのは、時計の文字盤を使った説明。1時から5時の文字盤側ですね。東を向いたときの南の方とか東西南北の方角を使うのもいいと思います。
 レストランでナイフが置いてある側という回答もありました。面白い回答として、鉄道の自動改札機のある側というのも出ました。話しはそれますが、あれは左利きの人には使いにくいでしょうね。

 では辞書で「右」はどう説明しているのか?方角を使って説明しているものが多いとのこと。ユニークな例として「この辞書の偶数ページ側」というのもあるそうです。もちろん偶数ページが右側に来ている辞書であることが条件です。でもこの説明も電子辞書だと使えませんよね。

 やはり言葉を言葉で説明するのは難しいなと思いました。これは日本語を教えていても感じることですが、まあ言葉だけで説明する必要はないと思っていますので図示したり例文を作ったりといろいろな手段を活用しています。
 ばってんT村でした。
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