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マルタ共和国2014/06/22

ばってんT村です。ご無沙汰しており申しわけありません。

 

仕事の出張でもなければ知らなかった、行かなかった国でした。

マルタ共和国は、イタリアのシシリー島の南に位置する小さな島国です。歴史的にはローマ帝国、イスラム帝国、スペインの順に支配を受け、その後ナポレオンの遠征でフランスに占領されイギリスに追っ払ってもらってイギリス領となっていた国です。

イギリスの支配は160年ほど続き、独立したのは1964年。

 

 マルタへは2回行きましたが、街中で若い日本人や韓国人、中国人をよく見かけました。旅行者の格好ではなく明らかに住んでいる雰囲気なのです。なぜ、このようなあまり知名度もないヨーロッパの小国に多くのアジア人が?と不思議に思いました。

後で聞いたり調べたりして合点がいきました。マルタは結構知られた英語の語学留学先だったのです。実はマルタの公用語はマルタ語と英語なのです。

 治安がいい、気候や環境もいいということもポイントらしいです。滞在を楽しみながら英語を勉強できるのが売りなのでしょう。世界遺産もある国なのです。

 

 実は治安のよさは私が図らずも体験しました。

 あるレストランで夕食を食べた際、テーブルに携帯電話を忘れてしまったのです。それも夏場だったのでレストランの外に出ていたテーブルで食事したのでした。テーブルのすぐそばを常に通行人が歩いているような状況だったのです。

気づいたのが翌日の朝。半分あきらめていましたが、その日の夜レストランに行って念のため聞いてみるとなんとちゃんと店の人が私を憶えてくれていて携帯を預かっていたのでした。

 その後、お礼もかねてそのレストランには幾度か行きました。忘れもしないレストランの名前は「ベラ・ナポリ」、イタリアが近いせいかイタリア人も多いのです。

 

 それと毎日顔を合わせていた仕事先の工場の責任者は、実は奥さんが日本人だったんです。そんなこんなで少し親近感を持ってしまう国でした。


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