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2つのフラ2014/08/03

 オリーブ20周年パーティでは、フラメンコとフラダンスを披露していただき、どちらも楽しませてもらいました。
 さて、どちらも頭にフラが付くのですが同じ意味なのか? 方やハワイ、方やスペインなので違うだろうなとは予想できます。

 ネットの時代は便利です、ちょっと調べてみました。
 フラダンスのフラはハワイ語のHULAであり、ハワイの伝統的な踊り、演奏、歌のすべてを指します。古代のハワイは無文字社会だったため、フラの起源はよく解っていないのですが、神話が元になっているらしいです。

 一方、フラメンコはスペインのアンダルシア地方のロマ(ジプシー)の間で発達した音楽、舞踏です。フラの語源は諸説あるらしく、アラブ語のfelag menguのなまりだというもの(アンダルシア地方はイスラム圏の支配を受けていた歴史を持つ故)、また「フランダース」が語源という説、アンダルシアの俗語で「はでな」、「だてに気取った」という意味のflameanteから来たという説など色々あるとのことです。

 まったく話がそれますが、書いていてふとフラフープを思い出しました。大きな輪でそれを落とさないようにぐるぐる腰を回転させるものです。そういえば大流行した時代がありました。
 こちらのフラの語源は何か? 動作からしておそらくフラダンスから来たフラだろうなと思いましたがそのとおりでした。

 パーティのフラメンコでは最後は参加者も壇上で踊ったのですが、教えてもらう手の動きや足のステップなどにわかに憶えられるわけもなく、盆踊りの動きになってしまうのは私が日本人だからでしょうか?
ばってんT村でした。

スタバにて2014/08/31

 オリーブ通信7月号の中川先生の話に中国のスターバックスコーヒーが出てきました。
 この話を読んで、私もスタバについて面白い体験をしたことを思い出しました。

 3年ほど前、某国でスタバに入ったときの話です。マニュアルどおりに注文の受け答えが終わった後、「名前は?」と聞かれました。
は?コーヒーを注文するのに名前を言わなきゃいけないの?わけがわからないまま自分の名前を伝えました。
 コーヒーができるのを待っている間に観察していて理由がわかりました。コーヒーができたら名前を呼んでその人に渡していたのでした。このときは多くの客で混んでいたので渡すものを間違えないようするためなのでしょう。

 日本ではありえない話です。このような場合だと店員さんは「・・・を注文されたお客様~」とか言って渡します。もちろん、同じものを注文した人が一人とは限りません。でも客の方も自分の前に何人いて、どのくらいの時間待たされるかは察しますので、自分の番か先に注文した人のものかはだいたい判断できます。
 また店員さんも客の顔と順番はある程度は憶えているのではないでしょうか。要は注文する側、される側の呼吸みたいなものが日本にはあると私は思います。

 もちろん、名前を聞いて間違えないようにするという欧米式の合理的なやり方もあるでしょうが、初対面の人にいきなり名前を聞くのは不躾だという意識が日本人にはありここまではまねできないでしょう。
 民族性や文化の違いが出てきているのではないでしょうか。

 さらに続きがありまして、この時たまたま入ったこのスタバだけが名前を聞いていたのかと思いきや実は翌年、他国のスタバでもまったく同じ経験をしました。
 と言うことは、「客が多いときは名前を聞くこと」とかスタバのマニュアルには載ってるのでしょうか?

 ちなみにカップには写真のように私の名前が書いてありました。ちょっと間違っていますが、相手には私の名前(日本語)がこう聞こえたのでしょうか・・・・
 ばってんT村でした。
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