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数字の表記2015/08/06

 添付写真は以前ブログに添付したのと同じものです。実はこれはエジプト、カイロ市内の鉄道駅のホームに掲げられていた時計です。
 文字盤には見慣れぬ文字が書かれていますが、この位置にあるのは想像されるとおり数字1~12です。ただしアラビア語で書かれています。

 一般的に数字は1,2,3という算用数字で表しますがこの例のようにその国の言語で数字を表わすこともあります。日本でも縦書きだと漢数字がもっぱら使われますよね。

アラビア語で数字0~9は下記のように書きます。
・١٢٣٤٥٦٧٨٩

 2、3に該当する文字は算用数字を右に90°回転させたように見えますし、1や9はそのままですね。元々算用数字1,2,3、・・・・はアラビア数字と呼ばれていますから関連はあるのでしょう。
 算用数字は、元々、インド発祥でアラビアを経てヨーロッパに伝わり世界中に普及したと言われています。

 ローマ数字ではⅠ, Ⅱ, Ⅲ, Ⅳ, Ⅴ,Ⅵ,Ⅶ,Ⅷ,Ⅸ,Ⅹと書きますが、これはおなじみです。

 一方、タイ文字では0~9は下記のように書きます。

๐ ๑ ๒ ๓ ๔ ๕ ๖ ๗ ๘ ๙

ゼロ以外は憶えるのはチョット骨が折れるかな・・・という感じです。

 日本や中国など漢字文化圏では漢数字で一、二、三、四、五、六・・・・、ですが、画数は少ないので外国人にとっては憶えやすい漢字ではないでしょうか。

 そうそう、数字絡みで思い出しました。
小数点はピリオド(.)桁区切りはコンマ(,)というのは世界共通と思い込んでいたのですが、逆の国がけっこうあるのです。

 昔、仕事上で気付いたのですが、たとえばイタリアは逆です。
これには非常に違和感がありました。例えば二千ユーロは€2.000と書くのですから、最初は誤記かなと思いました。逆に少数点にコンマが使われていたことで、ああ日本とは逆なんだ、と気づきました。

 この時は、世界にはまだまだ知らないことがあるな~などと、たかが桁区切りと少数点の記号だけで思ったものです。
ばってんT村でした。
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