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レベルアップ研修会2015/08/27

 8月末が最後の講座になりますが、7~8月の毎日曜日に、日本語教育支援者のレベルアップ研修会が開催されています。

 今回は6チームに分かれて模擬授業を行いました。
課題は「て形」「これ、それ、あれ」「あげる、くれる、もらう」の3つ。これを2チームずつで割り振り教案を作成して授業を行なうというもの。

 細かいレポートはオリーブ通信に載ると思いますので、私が印象に残ったことを書きたいと思います。

 中川先生からは、「教師がしゃべりすぎる」「型にはめた文型を先生主導で生徒に話させている」という共通のご指摘がありました。
 「もっと生徒が自発的に話すような工夫が要ります」というアドバイスでした。

 あるグループの「これ、それ、あれ」の模擬授業の時のこと。6~7m離れた先生の持った物を、もう一人の先生が「あれはなんですか?」と一人の生徒に質問しました。
 指された生徒は「あれは・・・・、あれは・・・・」と繰り返すのですが物の名前が出ません。もちろん生徒役は講座を受けている日本人なので日本語がわからないからではありません。

 本当にわからなかったのです。離れたところから見ると、手元に持たれた物が小さく判別しにくかったのでしょう(実はハンカチでした)
 ついに質問をしてきた先生に対して生徒役のSさんが「あれはなんですか?」と質問に質問で返したのでした。
 これは演技ではなく本当に「あれは一体なに?」と聞きたかったのではないかと私は思います。

 これこそ、困って自発的に発された言葉だと、ひとつ授業のヒントをもらったような気がしました。

 模擬授業、けっこう役に立つと感じました。オリーブ内だけでも模擬授業大会などやってみてはどうか、と思ったしだいです。

 ばってんT村でした。

コメント

_ アミーガ恩地 ― 2015/08/28 17:42

今回の研修会はみなさん真剣に取り組んでいていいですね。

オリーブ模擬授業大会やりますか?!

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