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申し込む ― 2016/07/17

日本での生活に必要な日本語を勉強してもらう初心者向け日曜クラスで昨年に引き続き「申込書の書き方」の講座を行ないました。
想定される場面としては銀行の口座開設時、定期券の購入時、ポイントカードの申請時など、実生活ではけっこうこの申込書の記入には遭遇します。
中華系以外の外国人にとっては漢字の読み書きというのがまず最大のハードルです。
申込書に書かれてある記載項目「氏名」「住所」「電話番号」という漢字を覚えることになります。
次のハードルは住所の記入です。「滋賀」なんて画数が多くてかなり難解な漢字になります。これに生徒さんは苦労していました。「大阪」のような画数が少ない地名だったら簡単だったのにね。
さて、日本に住んでいる日本人には日常こんな苦労は当然ありません。が、たまに遭遇する場面があるとすれば海外旅行の時でしょうか。
申込書ではないですが、渡航先の入国・出国カードが相当します。パック旅行だと事前に旅行会社がガイドはしてくれますが、個人旅行や出張だと機内で配られ初めて見ることになります。
到着国の言語と英語で併記されているのが一般的で、日本人はまず英語を読むことになりますが馴染みのない単語が出てくると、何の意味?となります。
まずひっかかりそうなのが性別です。Male、Femaleと書かかれている。あるいはM Fの頭文字のみ。想像を働かせればMが男性、Fが女性と判断はつきますが、日常で使う単語ではないので少し迷います。Man、Womanという単語は知っていてもMale、Femaleは馴染みがありません。
次がOccupationでしょうか。Jobと書いてくれればまだわかりやすいものを、と思います。
ほんとうにわからなかったのがEmbarkation。乗船、搭乗の意味なのですが、この単語は入国カードの中で初めて見ました。
Port of Embarkationと書かれてあり、乗るか降りるかどちらかのことだろうなとぼんやり想像はつきましたが・・・
Departureと聞きなれた単語を使ってくれている国もあります。
外国語にもこのように話し言葉と書き言葉の違いがあるものだと実感する事例です。日本語でも申込書には「職業」と書いてあるのが一般的で「仕事」とは書いていませんからね。
外国で生活するとなると会話だけでなくそれなりの書き言葉も覚える必要があることを実感させます。生活者のための日本語というくくりで実施するこのような教室も有効ではないかと思いました。
ばってんT村でした。
想定される場面としては銀行の口座開設時、定期券の購入時、ポイントカードの申請時など、実生活ではけっこうこの申込書の記入には遭遇します。
中華系以外の外国人にとっては漢字の読み書きというのがまず最大のハードルです。
申込書に書かれてある記載項目「氏名」「住所」「電話番号」という漢字を覚えることになります。
次のハードルは住所の記入です。「滋賀」なんて画数が多くてかなり難解な漢字になります。これに生徒さんは苦労していました。「大阪」のような画数が少ない地名だったら簡単だったのにね。
さて、日本に住んでいる日本人には日常こんな苦労は当然ありません。が、たまに遭遇する場面があるとすれば海外旅行の時でしょうか。
申込書ではないですが、渡航先の入国・出国カードが相当します。パック旅行だと事前に旅行会社がガイドはしてくれますが、個人旅行や出張だと機内で配られ初めて見ることになります。
到着国の言語と英語で併記されているのが一般的で、日本人はまず英語を読むことになりますが馴染みのない単語が出てくると、何の意味?となります。
まずひっかかりそうなのが性別です。Male、Femaleと書かかれている。あるいはM Fの頭文字のみ。想像を働かせればMが男性、Fが女性と判断はつきますが、日常で使う単語ではないので少し迷います。Man、Womanという単語は知っていてもMale、Femaleは馴染みがありません。
次がOccupationでしょうか。Jobと書いてくれればまだわかりやすいものを、と思います。
ほんとうにわからなかったのがEmbarkation。乗船、搭乗の意味なのですが、この単語は入国カードの中で初めて見ました。
Port of Embarkationと書かれてあり、乗るか降りるかどちらかのことだろうなとぼんやり想像はつきましたが・・・
Departureと聞きなれた単語を使ってくれている国もあります。
外国語にもこのように話し言葉と書き言葉の違いがあるものだと実感する事例です。日本語でも申込書には「職業」と書いてあるのが一般的で「仕事」とは書いていませんからね。
外国で生活するとなると会話だけでなくそれなりの書き言葉も覚える必要があることを実感させます。生活者のための日本語というくくりで実施するこのような教室も有効ではないかと思いました。
ばってんT村でした。
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