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炎のランナー2016/08/28

 今年のオリンピックは盛り上がりましたね。
盆休みと重なったこともあって私も連日、テレビで見ていました。競技のダイジェスト番組や特集番組がいくつも放映され、その中でBGMとして時々「炎のランナー」という映画のテーマ曲が使われていました。アカデミー賞も取った映画です。
 そういえば、前回のロンドンオリンピックの開会式にも使用されました。

 この音楽を聞いて映画を久しぶりに観たくなり、ネットで探して観てみました。公開時、映画館で1度見たきりでストーリーはほとんど忘れていましたが…・
 1924年のパリオリンピックに短・中距離ランナーとして出場するイギリス人青年たちを描いたもので、脚色は多いですが登場人物は実在です。

 印象深く記憶に残っていたのは、主人公の一人は敬虔なキリスト教徒なのですがオリンピックで100mレースの予選が日曜日になったことに対し、安息日である日曜日のレースを拒否したシーン、オリンピックに来た意味がなかね~、という場面です。

 神に仕えるか国家に従うかという選択に迫られ…という風にストーリーが進みます。人種や宗教、国家が絡み合い、普通のスポ根ものとは少し趣は違います。

 この映画ではもうひとつ思い出があります。当時、英会話を習っていてフリートークの話題に前日に見たこの映画を出そうとしたのですが英語の原題を知らなかったので戸惑ってしまいました。
あらすじを片言の英語で先に話すと、先生が「ああ、原題はChariots of Fireだね」という答え。

 「Chariotとは何?」と聞くと英語で説明してくれました。
 古代ギリシャ・ローマ時代の馬に引かせた二輪の戦車や競争馬車のことだったのです。映画で例を出すとすればあの「ベンハー」に競争シーンで出てきましたね。
 まぁ、普通の英会話では一生でほとんど出会わないような単語なのですが、なぜかこのように印象に残ると覚えてしまうものです。

 日本のアニメで日本語を覚えた外国人が、どこでそんな日本語を知ったの?というような単語を使えるのも納得がいきます。「奈落の底」なんて単語を知っているんですよ。
ばってんT村でした。

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