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≪ミニ交流会≫七夕パーティー!☆2011/07/03

こんにちわ!
もう7月ですね。今週のオリーブは前回のブログでもお知らせしていました「七夕パーティー」でした!

まずはじめは、「七夕って何だろう?どんなことをする行事だろう?そもそも由来はなんだろう??」という疑問を解決するべく、我らがオリーブ代表が自らみなさんに説明させていただき、そのあと七夕の紙芝居(一昨年オリーブメンバーにより作成した手作りの紙芝居!)をさせていただきました。

みなさん真剣に聞いてくださり、最後には拍手が!
(「なんならついでに歌でも歌いましょうか」と思わず言いそうになったM.j.は織姫を熱演しました。笑)


そのあとはみんなで折り紙を使って笹の飾り作りをしました。
これが意外とはまるんです!
隣の人をちらっと見ては「これは何ですか?どうやって作るんですか?」といろんな飾りに挑戦したくなっちゃうんですよね。
しまいには一番大切な”願い事”を書くことを最後の方まで忘れていた人も・・・笑
私はといいますと、3枚もお願いごとを書いて韓国人のKさんに「欲張っちゃだめです、願い事がかないませんよ!」と怒られてしまいました。(反省!)

「早く日本に戻ってこられますように」
「早く国へ帰れますように」
「赤ちゃんができますように」
「世界に平和を」
などなど・・・
それぞれ思い思いに、いろいろな願い事を書き、笹に飾りました。


そして最後には、笹をバックにみんなで記念撮影!
素敵な七夕パーティーでした☆

笹はまちづくりセンター1階にて展示されていますので、ぜひ見に行ってくださいね!
(最後になりましたが、笹を提供してくださったまちせんスタッフ様、ありがとうございました!)

(M.j.)

定例ミーティング2011/07/10

毎月1回、日本語の授業のあと、
定例ミーティングをしています。
各係からの連絡事項やイベントについての話し合い、
新入会員の紹介などがあります。
今回、男性Mさんが新しく入会されたのでごあいさつを
していただいたところです。
よろしくお願いします。がんばってくださいね。
今年は早々に梅雨も明けました。
これから夏本番!
暑さに負けず、がんばりましょう。
以前にお知らせしました
まちづくりセンターの入り口にある緑のカーテンが
だいぶ大きくなりました。
植物は「せんなりひょうたん」でした。涼しそうでしょ。

すでに夏バテのメイメイでした。

外国の中の日本語2011/07/18

ご無沙汰しています、ばってんT村です。10日間ほどチェコ、ポーランドを旅行して帰ってきました。

 観光案内はさて置き、日本語にまつわる話をしたいと思います。
世界の主要な観光地ではすでに珍しくありませんが、案内がその国の言語だけでなく主要外国語で書かれているのはご存知だと思います。日本の国際的観光地でも英語は当然、最近は中国語、韓国語が併記されている所も見かけます。

プラハでも写真のように案内板にヨーロッパ主要国の言語に、わがアジアは日本語、韓国語、中国語が併記されていました。それだけ、韓国人、中国人観光客も多いということで実際によく見かけました。博物館などでも入場券を買った際、「ガイドブックは何語がいいか?」とよく聞かれました。説明が書かれたパンフレットがこれまた各国語あるのです。もちろん、日本語もあります。

プラハの某レストランでも「メニューは何語がいいか?」と聞かれました。出てきたのは写真のようなメニューです。焼いた豚肉、などとそのままを書かれていてある意味非常にわかりやすかったです。

 ポーランドのクラクフで興味深かったのは、「マンガ館」と言う名前の美術館でした。著名な日本美術マニアのポーランド人が収集したコレクションが展示されているところです。浮世絵、日本画、版画、日本刀、よろい、かぶとなどあらゆる物が展示されていました。日本国内ですら本物は見たことがなく、特に浮世絵や版画は私にはたいへん興味深いものでした。

 収集点数は7,000点もあるということで、常設はこの一部です。これだけのものが海を渡ってポーランドの人や観光客に見られていると思うと感慨深いですね。ただ、日本では現在も着物を着て刀を差して歩いている、と思われていないかだけが心配です・・・。

以下ガイドブックの受け売りですが、マンガ館という名前は、コレクターのポーランド人がペンネームで使用していた「北斎漫画」から取ったものだそうです。北斎漫画とは葛飾北斎が書いたスケッチ画集のことで、現在のアニメーションでいう漫画ということではありません。

 もちろん、現在の日本のマンガやキャラクターはあちらでも知名度は高いです。知り合ったポーランド人に聞くと、キャプテン翼やハローキティーは大人気。

 

 あらためて日本文化の拡がりを認識した旅でした。

                 (ばってんT村)


ある日の授業風景2011/07/24

みなさん、こんにちは。夏バテしていませんか?
今回は、ある初級グループの授業のひとときを
ご紹介します。
生徒さんは、中国人の女性三人です。


中国語と日本語、同じ漢字を使う言語ですが、
微妙な違いがたくさんあるようです。

まず「手紙」という言葉。同じ漢字ですが、
意味はかなり違います。ご存じの方も多いですが、
中国語で「手紙」はトイレットペーパーのこと。
「○○さんから手紙をもらいました」と言うと、
日本語ではなんとなくうれしいですが・・・中国では?どうなのでしょう?
ちなみに最近では、トイレットペーパーを「衛生紙」とよく言うそうです。
そして、動物の数え方・・・
一人の生徒さんが、ある旅行先で、「馬を一匹見ました」と言いました。
“馬は「一頭」ですね。”と、すぐに指摘された先生。
でも、中国では、馬は一匹、二匹と数えるそうです。
では、牛は・・・?実は、牛は、日本と同じく一頭、二頭だそうです。
また、これぞ、似て非なるというお話です。
「ほね」という漢字は「骨」ですが
中国では、意味は同じでも字が微妙にちがうのですよ。(写真参照)


もちろん、画数も日本の「骨」の方が1つ多いですね。
同じ漢字を使うから、中国語話者の日本語の習得は比較的簡単なのでは?
と思いがちですが、小さな違いで、頭の中が混乱することも多そうです。

そんなことも気にかけながら、授業をしなきゃいけないなと感じました。

また、この日の授業では、
先生の“最近の中国のニュースを教えてください”の質問に、

「双子のパンダが生まれました(とても珍しいことだそうです)」
「上海で、世界水泳大会が開催されています。」
「バスの事故がありました」

など、すぐにいろいろ答えがでてきました。
やはり、日本に住んでいても、
中国のニュースはよくチェックされているようです。


また、機会あれば、他のグループの授業レポートなどもしていきたいと考えていますので、お楽しみに・・。

以上、メイメイでした。





4は”よん”か”よ”か2011/07/31

 今週からベトナム人のYさんを担当し始めました。彼女は大変勉強熱心でして、先週の体験授業の時からすでにいろいろ質問をされました。
 今週もテキストの文中に“4年(よねん)”という数詞が出てくると「“よんねん”と言わないのですか?“よん”と“よ”の使い方の規則はありますか?」と聞かれました。

 確かに思いつく助数詞(回、枚、個、本、台など)では4は“よん”と言います、“よ”になる助数詞は他に何があるか、頭の中であらゆる助数詞を思い浮かべました。その結果、どうも「年」と「人」しかないと判断しました。
 つまり助数詞が“な行”の場合、4は「よ」と言う規則に違いない、4(YON)のNと「年(NEN)」「人(NIN)」の先頭のNとが重複するからだ、と自己流で考えました。
授業では上記のような理由で、「年」と「人」の場合は例外的に4は“よ”と言うと説明しました。

 その場はYさんに納得してもらいましたが、授業が終わって帰宅後よく考えると、「時」「時間」「字」も4が来ると“よ”と言うよな、例外は“な行”だけじゃないと気づきました。また、3は常に“さん”です、“3年”を“さねん”とは言わないな。なぜ4だけが・・・と新たな疑問が出てきました。

 我々日本人であれば、無意識に使い分けており違った言い方を聞くと違和感があり間違いに気づきますが、日本語を外国語として学ぶ生徒さんにはそれがありません。
 従って生徒さんも中級以上になると、規則性がないか、あればどんな規則かを聞いてきます。
このような時、教える側は説明できる知識が必要だな、と感じます。

このブログの場を借りて、どなたか上の事例でわかる方いらっしゃればアドバイスをぜひお願いします。来週あたり、勉強熱心なYさんから「先生、3はいつも“さん”と言います。なぜ4だけですか?」って続きの質問が来そう。
悩めるばってんT村でした。
(ばってんT村)
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