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熱人談義2009/03/20

第27回熱人談義「滋賀県の外国籍住民の現状から」
昨夜、「まちづくり大津百町館」で行われた、NPO市民熱人(しみんねっと)主催の熱人談義「滋賀県の外国籍住民の現状から」に参加してきました。
話題提供は、滋賀県国際協会外国人相談員竹屋さん。オリーブの立ち上げでもお世話になった方です。

いろいろなお話を聞きましたが、印象に残っていることをいくつか。

●派遣業者の中に、派遣の日本人や南米人を切って、大量に中国人研修生を受け入れているところがある。(え~っ!)
●悪く言われることが多い派遣法だが、日系の人たちにとってはいい面もあった。派遣法以前は、悪質な請負業者のなすがままで雇われていた人たちが職場で日本人との接点ができ、自分たちの労働者としての権利を知ることができた。悪質ブローカーはつぶれた。
●仕事を失った人たちに必要なのは、日本語と職業訓練。しかし、行政はいまのところ日本語を教える場を設ける気はない。

移民局が必要ですよね。外国人を受け入れるなら、労働、生活、健康、教育とさまざまな場での施策がはじめにあってしかるべき。縦割りではなく、包括的に。ことが起こってから右往左往するばかり・・・ではね~。ともあれ、私たちはとりあえず日本語指導というかたちで支援を続けましょう。(アミーガ恩地)

コメント

_ k ― 2009/03/22 00:35

事が起こってから右往左往するばかり・・・まさに、最近遭遇しました!!!
でも、話を進めていくうちに、こう感じました。「関わったことがないから、イメージできない。大変さがわからない。だから改革の必要性を感じられないんだ」と。話すだけではどうしてもわかってもらえなかった人たちに実際に関わってもらうと、初めて「とても大変なことやったんやな。こりゃ何とかしなあかんわー。どうしたらいいやろ~」と、腰を上げてもらえました。これは一歩前進!と密かにほくそ笑んでいた私です。

_ アミーガ恩地 ― 2009/03/23 07:32

そっかー。見えてないものを見てもらうことから始まるんだね。気付きがあって、興味が深まり、問題意識が芽生える。環境教育もそうだしねー。

Kさん、一歩前進おめでとう。2歩3歩と進むようリードしてあげてください。

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