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「さん」と「はん」 ― 2015/04/26
新聞から引用ですが、興味深かったので紹介したいと思います。
大阪弁で敬称に「はん」を使う時がありますが、女将はん(おかみはん)、旦はん(だんはん)という乱れた使い方が舞台やテレビドラマでされている、というエッセイでした。
通説では、上に付く言葉の語尾の母音が
ア列、エ列の場合は「はん」が使える、
イ、ウ、オ列の場合は「さん」、ンで終わる時も「さん」であると。
ただし近世になってオ列の時でもだんだん「はん」も使うようになってきた、
と言う内容のことが続けて書かれていました。
だから、正しくは「旦はん」ではなく「旦さん」であり、旦那(だんな)であれば「旦那はん」とは言えるわけですね。この説でいくと、舞妓は舞妓はんでもよいということですね。ただ、通説以上に「はん」は親しい間柄でないと使えない気がします。
その点、「さん」というのは数ある日本の敬称の中でほぼ万能の敬称ではないでしょうか?
極端に偉い人、幼少の者に対しては例外として、男女差、年齢差、公私の別なく使えるのはたいへん便利です。外国人の生徒さんにもまず教える敬称は「さん」ですよね。
また、この「さん」は日本人を呼ぶ時の敬称としてけっこう海外でも使われていると思います。
私の経験からも仕事上の会話で「~サン」と呼ばれたり、メールでも「~san」と書かれたりすることはよくあります。
sanって発音しやすいのもあるかも知れません。もっと定着するといいですね。
ばってんT村でした。
大阪弁で敬称に「はん」を使う時がありますが、女将はん(おかみはん)、旦はん(だんはん)という乱れた使い方が舞台やテレビドラマでされている、というエッセイでした。
通説では、上に付く言葉の語尾の母音が
ア列、エ列の場合は「はん」が使える、
イ、ウ、オ列の場合は「さん」、ンで終わる時も「さん」であると。
ただし近世になってオ列の時でもだんだん「はん」も使うようになってきた、
と言う内容のことが続けて書かれていました。
だから、正しくは「旦はん」ではなく「旦さん」であり、旦那(だんな)であれば「旦那はん」とは言えるわけですね。この説でいくと、舞妓は舞妓はんでもよいということですね。ただ、通説以上に「はん」は親しい間柄でないと使えない気がします。
その点、「さん」というのは数ある日本の敬称の中でほぼ万能の敬称ではないでしょうか?
極端に偉い人、幼少の者に対しては例外として、男女差、年齢差、公私の別なく使えるのはたいへん便利です。外国人の生徒さんにもまず教える敬称は「さん」ですよね。
また、この「さん」は日本人を呼ぶ時の敬称としてけっこう海外でも使われていると思います。
私の経験からも仕事上の会話で「~サン」と呼ばれたり、メールでも「~san」と書かれたりすることはよくあります。
sanって発音しやすいのもあるかも知れません。もっと定着するといいですね。
ばってんT村でした。
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