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大和言葉2015/02/02

 テレビやネットのせいにしてはいけないのかもしれませんが、私も本離れが進んでいまして書籍を購入することがめっきり減りました。
 ただし、新聞は毎日最低30~40分は目を通します。速報性はないですが、私の主な情報源です。特に興味深く見ているのは下段に載っている雑誌や書籍など出版物の広告ですが、結構参考にします。

 今回、紹介するのはその新聞広告で知ったのですが「日本の大和言葉を美しく話す」という本です。
 日本語を教えていらっしゃる方はご存知のように、日本語には日本固有の言葉である大和言葉(和語とも)、中国から来た漢語、諸外国の言葉をカタカナ表記にした外来語の3種類があります。

 やはり歳を重ねるにつれ、きれいな日本語を使いたいな、と思うことが多くなりました。あまり詳しく本の紹介をするわけにはいきませんが、パラパラとページをめくって読んでみた中からひとつ事例を。

 程度の高い様を表現する場合「非常に」とか「とても」というのが一般的ですが、「このうえなく」「いたく」「こよなく」が該当する大和言葉になります。
 「とても感動した」と言うより「いたく心を打たれた」と言ってみれば、より感情が伝わりそうですよね。「チョー感動した~」なんて言うのは仲間うちの会話の時だけにしましょう。

 ただ、多用は禁物とも書かれていました。続けて使いすぎると上品さが逆に鼻についてしまいます、と。確かにそう思います。

 この本を読んで、使いたいと感じた大和言葉は「そらんじる」まで「おさらい」して活用したいと思います。
ばってんT村でした。
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