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Manggha館 ― 2016/04/26
前回のポーランドの免許証トピックスに続けて同国の話題を紹介したいと思います。
ポーランドのKrakow(クラクフ)という都市にマンガ(Manggha)館と呼ばれる日本美術・技術博物館があります。
ここは日本美術に魅せられたポーランド人のお金持ちが収集した数千点もの浮世絵、掛け軸、刀剣、陶器などを展示してある美術館です(展示はその一部)
マンガという命名はそのスポンサーであるポーランド人が好きだった北斎漫画から取っているそうです。
驚くべきは展示品はレプリカやコピーなどではなくすべて本物ということ。日本国内ではまず見られないような浮世絵や版画、日本刀や甲冑などがガラス越しですが目の前で見られます。
私、歴史や芸術に詳しいわけではないですがやはり本物は素晴らしい、と感じました。コピーやバーチャルにはない重厚さや経年感が醸し出されているんです。
日本との関わりも深く、この美術館の設計は日本人で、日本からの資金援助で建設されました。従い、館内の案内も日本語表記があります。
さらに日本語を勉強する人のための学校もあるのです。
ご存知のようにポーランドの首都はワルシャワですが、Krakow(クラクフ)という都市は日本で言えば京都に相当するところでしょうか。
事実、17世紀にワルシャワに遷都されるまではポーランド王国の首都だったところです。落ち着いた雰囲気の町並みが残る中欧の古都というところでしょうか。
「シンドラーのリスト」という映画(第二次大戦中、ポーランド系ユダヤ人の収容所送りを阻止するため自分が経営する工場で働かせてかくまうことで命を救ったという実話)がありました。ゆかりの地で言うとその経営者シンドラーの工場があったのがクラクフです。
またクラクフから車で少し走れば、その捕虜収容所であるアウシュビッツがあるこことでも歴史に刻まれているところです。
古い町並みがそのまま残っているのも、ポーランドを侵攻したドイツ軍が占領後このクラクフに駐留したため爆撃されることがなかったということのようです。
理由は違いますが、第二次大戦中爆撃をうけなかった京都とこの点でもちょっと似ているかもしれません。
少し話がそれましたが、日本語学校もあるくらいですからポーランドでも日本語の学習熱は高いのでしょうね。
ばってんT村でした。
ポーランドのKrakow(クラクフ)という都市にマンガ(Manggha)館と呼ばれる日本美術・技術博物館があります。
ここは日本美術に魅せられたポーランド人のお金持ちが収集した数千点もの浮世絵、掛け軸、刀剣、陶器などを展示してある美術館です(展示はその一部)
マンガという命名はそのスポンサーであるポーランド人が好きだった北斎漫画から取っているそうです。
驚くべきは展示品はレプリカやコピーなどではなくすべて本物ということ。日本国内ではまず見られないような浮世絵や版画、日本刀や甲冑などがガラス越しですが目の前で見られます。
私、歴史や芸術に詳しいわけではないですがやはり本物は素晴らしい、と感じました。コピーやバーチャルにはない重厚さや経年感が醸し出されているんです。
日本との関わりも深く、この美術館の設計は日本人で、日本からの資金援助で建設されました。従い、館内の案内も日本語表記があります。
さらに日本語を勉強する人のための学校もあるのです。
ご存知のようにポーランドの首都はワルシャワですが、Krakow(クラクフ)という都市は日本で言えば京都に相当するところでしょうか。
事実、17世紀にワルシャワに遷都されるまではポーランド王国の首都だったところです。落ち着いた雰囲気の町並みが残る中欧の古都というところでしょうか。
「シンドラーのリスト」という映画(第二次大戦中、ポーランド系ユダヤ人の収容所送りを阻止するため自分が経営する工場で働かせてかくまうことで命を救ったという実話)がありました。ゆかりの地で言うとその経営者シンドラーの工場があったのがクラクフです。
またクラクフから車で少し走れば、その捕虜収容所であるアウシュビッツがあるこことでも歴史に刻まれているところです。
古い町並みがそのまま残っているのも、ポーランドを侵攻したドイツ軍が占領後このクラクフに駐留したため爆撃されることがなかったということのようです。
理由は違いますが、第二次大戦中爆撃をうけなかった京都とこの点でもちょっと似ているかもしれません。
少し話がそれましたが、日本語学校もあるくらいですからポーランドでも日本語の学習熱は高いのでしょうね。
ばってんT村でした。
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