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言葉の響き2015/04/12

 以前、このブログで海外出張中に我々日本人同士の会話を聞いていたお客さんから「チョットマッテ」の意味を聞かれた、というエピソードをお話しました。

 思うに「ちょ」という拗音や「まっ」というような促音があると耳に印象的に残るのではないのでしょうか。
 
 NHKの朝ドラ「まっさん」に出演していた米国人女優シャーロット・ケイト・フォックスさんがゲストで出ていた民放のバラエティ番組を見たのですが、好きな日本語は「郵便局」。何のことやらわかりませんでしたが、理由を聞かれて「響きがすごくカワイイでしょ?ユー、ビン、キョク。キョ、キョのところ」と。
 あの野菜の「きゅうり」も同じく響きがカワイイと言っていました。

 これを見て私はやっぱり、と思いました。実は日本語だけでなく外国語も一度聞いただけで印象に残るのは、やはり拗音、促音、半濁音が混じった語彙だと個人的には感じていました。

 私の場合ですが、いくつか例を挙げますと、
・スィレンチョSilenzio イタリア語で、静かにの意味。
イタリア映画の中で教師が騒がしい生徒たちに向かって「スィレンチョ! スィレンチョ!」と言っているシーンがあって印象に残りました。
・ピピッタパン พิพิธภัณฑ์ はタイ語で博物館
・サムギョプサル 삼겹살 は韓国語、豚のバラ肉を焼いて食べる韓国料理です。

 これら用語にはまったく何の脈絡も関連もありません、聞いた時の響きのみで記憶に残った単語です。

 実は国や都市名、地域名にも言えると思っています。そこを知らなくても一度聞くと、なんかえ~とこみたい、どんなところかな~と思わせる響きを感じさせます(個人的嗜好もちょっと入りますが)

 いくつか挙げると、マラケシュ、フェズ、ヴェネチア、フィレンツェ、アマルフィ、マジョルカ、プラハ、チェスキークルムロフ、チェンマイ、カンチャナブリ、ジョグジャカルタなどなど。
 日本なら、キョウト、トウキョウではないでしょうか?

 皆さんにも同じような感覚を持つ言語はありませんか? 
ばってんT村でした。

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