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Fire drill2015/10/10

 先週10/3、オリーブの教室で防災に関する講座を実施しました。
台風、火事、地震の3つについて行いましたが、このうち、一番警戒心が薄いのは火事ではないでしょうか?
 めったに遭遇しない災害だからでしょう。

 この火事について昔のある体験を思い出しました。
出張でイギリスのとあるところにあるお客様の工場に行っていた間のことでした。
 ある日、「今日はfire drillの日だから仕事中に警報がなったらその場から避難して」と言われ集合場所を教えられました。火災時の避難訓練を英語でこう言うんだとこの時初めてfire drillの意味を知ったものです。

さて、訓練は型どおりに終わり、その日の仕事も終えてホテルに帰りました。
そして夜11時過ぎだったか、寝ようとベッドに入ってしばらく後のことでした。火災報知機が鳴り始めたのです。
 この時は、よくある火災報知機の誤検知じゃないかと半信半疑でしたが、もしもということがあるので一応、急いで着替えてパスポート、財布など貴重品だけをポケットに突っ込んで、階段を使ってフロントまで行きました。

 昼間の避難訓練のことが頭にあり、この時はなんという偶然かと思いました。

 ホテル従業員の指示で皆ホテル前にある広場に集合し、その後宿泊客名簿を持ったスタッフが順に名前を確認して回っていました。消防車まで来て大騒ぎになったのですが、結局火元はなくしばらくして部屋へ戻ることができました。
やはり検知器の誤作動だったのでしょう。

 本当の火事ではなかったといえ、海外でも災害に遭う可能性はあるということをこの時実感しました。
 それ以前から私はホテルにチェックインした時は、必ず非常階段の所在を確認するようにしていますが、この時もこれが役立ったと思います。

 話を戻して、オリーブの防災講座を聞いた生徒さんからは知らないこともあって役に立った、と言う人もいて、効果はあったのではないでしょうか。
ばってんT村でした。

着物ショー2015/10/04

 9月のシルバーウィークの休日に、ふと思い立って久しぶりに京都の西陣織会館に行ってきました。
 ここは名前のとおり西陣織の着物を紹介するところです。お目当ては着物のファッションショーで、15分くらいの短時間なのですが無料で見ることができます。

 以前、外国から来たお客さんを連れていったことがありましたがなかなか好評でした。
 業務で着用している方々は別として京都と言えども着物姿の人を街中で見るのはまれであり、ましてや晴れやかな振袖などは見ようがありませんからね。
 日本に来たら着物を見たいと言う外国人はやはり多いのです。

 今回気付いたのは看板に「純国産きものショー」とわざわざ「純国産」と書いてあることでした。以前はなかったと思います。それだけ外国製作のものが多いのでしょう。   
 かなり前からですが部分的に中国、ベトナムで作られていると聞きます。例えば刺繍は元々、中国やベトナムに技術はあり、転用しやすいということがあったようです。

 ただ、やはり伝統的な民族衣装である着物、すべて日本製にこだわりたかったということでしょう。実はこの日、来場してショーを見ているお客はほとんど中国人でした。これも以前はなかった現象です。

 中国のみならず外国の方の日本製への信頼や憧れは多大なものがあります。それに応える意味でもこの「純国産」という表示の持つ意味は大きいと感じます。
 ばってんT村でした。

マイキートレインに乗って信楽へ2015/06/09

マイキーのラッピングトレインに乗って、陶芸の森に行ってきました。
お目当てはリサ・ラーソン展。「マイキー」はリサ・ラーソンの代表作品の猫です。

12:24貴生川駅から信楽に向けて出発しました。
時刻表にはマイキートレインと書かれていたのに、信楽たぬきトレインでした。信楽たぬきトレインもかわいかったです。

リサ・ラーソンはスウェーデンの陶芸家です。
一応、陶芸家と紹介されていましたが、職人というよりはデザイナーらしいです。丸っこい動物の作品が多くて癒されました。
陶芸の森敷地内には陶芸の研修施設や窯があり、世界中から陶芸家が集まってくるようです。陶芸の森周辺にも窯元が多く、陶芸体験ができるところもありました。

帰りは念願のマイキートレインでした。

亀田

中国・大連2015/05/27

こんにちは!3月末頃にオリーブに入会し、今回からブログにも参加させてもらうことになりました。
私は、2010年3月から2013年5月まで中国の大連で働いていました。今回は大連について紹介したいと思います。

大連は人口約600万人、上海・北京ほどの大都市ではないですが都会です。日本とは総人口が全然違うので比較しづらいですが、日本で言うと福岡くらいの感覚でしょうか。
高層ビルが多く、車も多いです。今年5月には地下鉄が開通しました。中国と言えば自転車のイメージがあると思いますが、寒い土地で、しかも路線バスが発達しているので、自転車はあまり走っていません。

スターバックス、ローソン、マクドナルド、ケンタッキー、サーティワンアイスクリーム、吉野家、ユニクロ、無印良品などおなじみのチェーン店は大体あります。韓国系のおしゃれカフェやパン屋さんもどんどん進出しています。

高層ビルやおしゃれなお店も多いですが、ちょっと大通りをはずれるとローカルな市場や食堂があります。マクドナルドのセットで15〜30元くらいですが、ローカル食堂では8〜15元くらいで炒飯や拉麺が食べられます。(2013年当時。今はもっと高くなっているかもしれません)

大連では街のあちこちに屋台が出ています。パイナップルやメロンなどのカットフルーツ、肉まん、串焼き、糖葫芦(さんざしを串に刺して飴をかけたもの)、手抓饼(ナンのような生地にハムなどを挟んだもの)などがあります。中でも私は羊肉の串焼きが好きでした。ウイグル系の人がお店を出していることが多く、中華ではない香辛料(クミン?)で味付けされているので、羊の臭みがまったくありません。ビールが進む味です。日本ではお祭りのときくらいしか屋台が出ないので、時々中国が恋しくなります。

帰国して2年、一度も大連に行っていないので、近いうちに行ければいいなと思っています。

自動○○2015/03/01

 日本に来た外国人が感心あるいは驚くものの1つに路上のいたるところに設置してある自動販売機があります。
 飲料水が多いですが、冷たい、あるいは暖かいものが飲みたいと思った時、すぐに飲めるのは確かに便利です。

 自動販売機に限らず、日本は自動○○が多い国だと思います。典型は自動ドアでしょう。これに慣れてしまうと、自動でないドアの前でなんで自動じゃないの、と思ってしまいますから慣れとは怖いものです。

 切符などの自動券売機も優秀です。1円、5円以外のコイン、紙幣はすべて使えますしおつりもきちんと出てきます。
 それは当たり前だろうって?いえいえ、海外ではけっして当たり前ではないのです。使えるコインや紙幣に制約があるのは珍しくなく、おつりも出てこない機械もあります。
 現地語で書かれているからわからないのですが、「おつりは出ません」とただし書きしてあるらしいです。

 同じく鉄道関係で言いますと、自動改札機も優秀です。1台でどちらからでも出入りできるし、磁気の切符、電子式の定期券やカードなども1台で受け付ける。磁気の切符は裏表、前後気にせず入れても通ります。
 定期券にいたっては、期限切れ近くになると、ピッという検知音の音色を変えて教えてくれる。
 もう、これは感動もの、日本人の私でさえそう思います。そこまで、利用者のことを考えている細かな気遣い。
 
 ついでにもうひとつ。関西空港行きの「はるか」という特急電車があるのですが、関西空港に到着後そのホームから折り返し発車するようになっています。
 乗客が全員降車して清掃が終了すると、清掃員のボタン1つで座席が一斉に自動で回転して進行方向に向きを変えるのです。これを見た外国人が「OH~」と驚いているのを何回も見ました。
 たぶん、その人はそれからの日本滞在中、何度も「OH~」という感嘆の声をあげる事に遭遇することでしょう。

 本国に一時帰国して日本に戻ってきたオリーブの生徒さんの中にも、日本の便利さ、正確さやていねいさに慣れると自国のサービスの悪さにイライラしたり不便さを感じたりする、と言っていました。

 このような事でも日本のよさを知ってもらうのは嬉しいものです。
ばってんT村でした。

別腹2014/12/21

 ばってんT村です。
「デザートは別腹よ」と言って食事で満腹した後でも女性は甘いもの(最近はスイーツって言うんですか)は食べられるようです。男だったら、お酒飲んだ後のラーメンってところですか。

 最近知ったのですが、じつはこれ、俗説ではなくちゃんと科学的根拠があります。脳がおいしい食べ物だと認識すると脳からオレキシンというものが分泌されて胃にスペースを作るそうです。
甘いもの、おいしい物を想像するだけでも同じ現象になるとのこと。

 これで食べ過ぎてしまう理由がわかりました。恐るべし人体の構造、というか欲望。

 英語では、dessert stomachとかroom for dessertと言います。そのままですね。クリスマス、お正月と甘い(おいしい)誘惑の多い時期が続きますが、皆さん食べ過ぎには注意しましょう。

ナッツリターン2014/12/14

 さかんにニュースでも流れていたのでご存知の方も多いと思います。

 ニューヨークから韓国に向かう大韓航空機が滑走路へ向かっているその機内で起きた出来事です。ファーストクラスには大韓航空の女性副社長が乗っていました。客室乗務員がナッツを袋ごと配ったところ、「マニュアルどおりでない。皿に載せて出すはず」と大声で激怒。そしてあろうことか、飛行機を搭乗口まで引き返させて、責任者を降ろしたのでした。

 この行為が航空の安全を乱し業務を妨害したと批判が強まり、ついに取り調べを受けるまでになった事件です。ナッツが原因で飛行機を戻したということで「ナッツリターン」
韓国に流行語大賞があったら間違いなく選ばれていたでしょう。

 英語でnutsと書きますが、食べ物のナッツ以外に「気が変だ」「ばかげた」という意味を持つ形容詞でもあります。Are you nuts?と言えば、「気は確かか?」という意味です。

 この出来事はまさしく、食べ物のナッツと事件を起こした副社長の常識レベルをかけた、とんでもないお騒がせ事件だったと思いました。

 ところで、話題は変わりますが今オリーブでは生徒さんが増え先生が不足気味です。
新しいメンバー募集と共に以前オリーブで活動をしていらっしゃった方もぜひ復帰してほしいと願うところで、オリーブリターンは大歓迎です。
ばってんT村でした。

クリスマスブーツ2014/12/07

 時節柄、クリスマスシーズンということで今回は日本語とはまったく関係ない話題を。

 クリスマスによく見かけるあのブーツですが、中にプレゼントを入れたりツリーの飾りに使ったりしているご家庭もあると思います。
 偶然、テレビ番組で知ったのですが実はあのブーツを考案したのは日本らしく、それも最初に製作、販売したのはなんと滋賀県の会社なのです。

 さらにその会社は、日本語教室をやっている町づくりセンターのすぐ近くにあります。株式会社近商物産さんと言います。(きんしょうと読みます)
 草津在住の方であれば、会社の前を通ったことがあるかも知れませんね。

 ブーツはすべて手作りなのでクリスマス直近に一気に作っていたのでは大量の需要に間に合わないので1年中作っているそうです。
ホームページもありました。「近商物産はクリスマスブーツを作り始めて50年」と出ています。ブーツだけでなく他のおもちゃも作られているようです。

  本当に意外でした。これを知ってからクリスマスブーツを見るとさらに親近感がわくのではないでしょうか?
 ばってんT村でした。

FM COCOLO2014/10/19

 視聴覚の娯楽は多様化していますが、皆さん、ラジオはお聞きになりますか?
 私はといえば、学生時代にはラジオの深夜放送をよく聞いていた世代です。

 でも今や、ラジオがなくてもパソコンやスマホで聴ける時代なんです。
パソコンならradikoで検索してください。スマホだと、同名の無料アプリをダウンロードすれば聞けるようになります。
 便利なのは、番組予定表や流された曲名が一覧で見られることです。
聞いているとき、いい曲だな、と思っても題名や歌手を聞き漏らしたり忘れたりしたことが昔ありましたが、今やネットで確認できるんです。

 私がよく聞くのはFM COCOLOという放送局です。DJが日本人だけでなく韓国人、中国人、ベトナム人、インド人、タイ人など主にアジア各国の外国人が自国語で放送し各国の音楽を流してくれます。これが結構楽しいのです。日本語とバイリンガルの方も多く日本語で話してくれるDJもいます。

 ちょっと、その国にトリップした気分になりますよ。また、外国語を勉強している人にはヒアリングの練習になるかも。
ばってんT村でした。

No photo2014/10/05

数年前、海外でこんな経験をしました。

 屋外のとある所で景色をデジカメで撮っていたら、前方のベンチに座っていた中年男性が私のところにツカツカとやってきて「今、私を撮っただろう。勝手に撮るな」とえらい剣幕で言ってきました。

 誤解だ、誰があんたみたいなおっさんを撮るかいな、と内心思いましたが、異国にお邪魔している身、「いいえ、景色を撮っていただけです」と答えましたが、納得してもらえません。
 それでも引かず「いや、撮っていた」と言い張るので「わかった、撮った写真は今削除する」とその場所で撮った写真を見せながら順番に削除しました。これでやっと納得してもらいました。

 よほどの事情があるのでしょうが、プライバシーを尊重する欧米ではありえるシーンです。
 昨今は日本でも個人情報や肖像権についてはきびしくなり、うかつに許可なく撮影したり、ネット上にアップしたりすると問題になる可能性も出てきます。

 この点についてはオリーブのスタッフの皆さんの意識は高く、オリーブ通信やホームページに載せる時は必ず本人の許可を取っています。
 集合写真を撮るときは「写りたくない人は入らないでくださいね~」と念の入れようです。

 ちなみに人だけでなく、店先や物品など所有者がいる対象物に対しても同様な注意が必要だと思います。過去に店先に表示された価格をメモ代わりに撮っていたら注意されたことがありましたから。

 ご存知のように美術館や博物館の中は撮影禁止の場所が多く、撮影禁止区域で警備員から「No photo !」ってきつく言われている観光客を時々見ます。カメラを持っていなくても最近はスマホで誰でも簡単にシャッターが押せますから安易にやってしまうのでしょう。

 皆さんも気をつけましょうね。
ばってんT村でした。
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